詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
人を救うのも
人を傷つけるのも
人の言葉
人を生かすのも
人を危めるのも
人の言葉
詩(ことば)を紡ぐ者は
誰かを大切にする
救われたいがために
文字(ことば)を並べる者は
誰かを傷つける
優越感に浸りたいがために
言葉の二面性
誰しもが持つ
忘れてはいけない特性
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自分を保てなくて
忘れようと決めたはずなのに…
゛何してるのかな?゛
゛今度いつ会えるかな?゛
気づけば考えていて
逢いたくなって…
前向きになったり
後ろ向きになったり
せわしなくて
勝手に疲れて堕ちていく
自分勝手な悪循環
断ち切りたい
絶ちきりたい…
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空一面に広がる雲の光
濃い杉の緑
淡い草木の黄
葉を落とした枝の白
交ざりあって
あまりに綺麗に映えるから
心に溜めた寂しさが
じんわり涌き出る
まるで
渇いた大地に染み込む
雨水のように
耳をすませば聞こえる雨の音さえ
静かさを際立だせている
今日は
時の流れが
ひどくゆっくりだ
まるで
世界がとまっているかのように
静かに
ゆっくりと
流れている
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ねじれた心の正し方が
わからない
ねじれの原因も
わからない
涙の流し方も
わからない
自分自身が
わからない
わからないことばかり
でも
ねじれが歪みに変わって
キツイことは
わかるんだ
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君に逢って
君の存在に触れて
好きを知った
愛しさに満たされ
淋しさを抱き
想いを重ねた
夜空を仰ぎ
星を見つめ
君の幸せを願う
しとしと降る雨に
心が
躰が
震える