詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
自分の精一杯で
ある人のことを考えて
友達として
どうするのが一番
その人のためになるのか
考えて考えて
悩んで悩んで
でも
本人には
分かってもらえないこともある
虚しくて嫌になるけど
それを分かってくれる人がいる
頑張ってるって
認めてくれる人がいる
だから
虚しくてもやっていける
毎日をなんとか頑張れる
人生って捨てたもんじゃない!
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優しさってなんだろう
相手のことを
考えて考えて考えて
相手が幸せになるようにって
とった行動も
相手に伝わらなくて
あまつ
「妬みだひがみだ」
なんて
根も葉も無いこと
言われる人がいる
毎日のように部屋来て
遅くまで泣いて泣いて
それに付き合ってあげて
ふっ切るきっかけになればと
相手にとって残酷だけど
事実を告げれば
「言わなきゃよかった」
なんて当てられる人もいる
その一方で
思ってることは告げず
めんどくさいから
相手を否定することを言わない
そんな人が信頼を得てしまう
大学生になっても
20歳を超えても
こんな状態
やりきれない
やり切れないよな
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理想の自分って
昔は具体的に思い描いてたけど
いつからかそれを忘れてて
現在の自分は
昔思い描いた理想とは
真反対な人間で
でも
そんな自分に
あまり嫌悪感を持たないのは
今の自分に理想がなくて
自分を諦めることに
慣れてしまったからなのかも
そうして
苦しいとか辛いとか
窒息しそうな自分を
守ってきたんだと思う
嫌悪を抱くということは
そんな自分を否定するということ
あぁ、なるほど
僕は
理想を忘れることで
自己防衛を続けているんだ
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私の手はおしゃれじゃない
骨太で
第二関節は更に太くて
爪の形までずんぐりむっくり
つけ爪は形合わなくてダメだし
マニキュアで飾っても
全然垢抜けない
でも
嫌いじゃないんだ
私はこの手のおかげで
目一杯部活して
たくさんの仲間とハイタッチして
時には涙を拭ったけど
素晴らしい青春を過ごしたから
そして
大好きな人と
しっかり手を繋げるから
私の手はおしゃれじゃない
だけど
他の人の手とは替えたくないほど
お気に入りなのです
kikaku2012手
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たとえ目に見えなくても
確かに存在しているものはあるよ
目に見えるものが
世界のすべてではないよ
夜には
見えない太陽だって
夜でも
確かに太陽系の中心にあるんだ
朝には
隠れるお月様も
朝でも
確かに地球の周りを回ってるんだ
忘れないで
たとえ見えなくなっても
大きな光は君の中にあること
生きている限り
光は消失(き)えないこと
kikaku2012太陽
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ゆっくりのぼる
昇る
登る
やがてレールは平坦になり
一瞬の後に
急落下
おちるおちるおちる
凄まじい速さで
落ちては昇って時には一回転
僕は力いっぱい叫んで
力いっぱい手を握る
あちらこちらで絶叫が響く
キャー
ギャー
いやぁぁぁぁぁぁぁぁ
終着点につくころには
ふらふら涙目
涙が乾くころ
我に返り手をひらくと
巻き込まれた君の手には
真っ赤な紅葉の跡
ごめんと慌てる僕に
君はあたたかく微笑んで
優しく手をつないでくれた
kikaku2012落下&手