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里雨夜の部屋  〜 投稿順表示 〜


[341] 夫婦(肯定ペンギンさんとの合作)
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20年連れ添った
奥さん見つめて
まだ愛は冷めてないと
目と目でお話

言葉はなくても分かること お互いに増えてきた

仮面夫婦ばかりのご時世の中
本当の愛を貫いている古き良き時代の夫婦

色あせたベンチに座り 公園の景色見つめてる
流れる雲と青い空と
それから柔らかな陽光に包まれて微笑む君

僕らは僕らのままで 明日もあさっても暮らしてく
少し考えの足りない頭だけど 君と二人三脚で歩いてく
歩いていける

どれだけ時が経っても
変わらずにいよう
奥さん旦那さん
見つめ合ってお話

ときどきはすれ違って
ときどきは背中合わせ
それでも愛は消えないから

ちゃんと言葉にすること 忘れずにいよう

僕らは僕らのままで ばかな掛け合い続けてゆこう
いつまでもいつの時までも このまま風に揺らぐ木の葉のように
小さな暮らしにしがみついて離れない

本当の幸せを知ってる
君も僕も。

2012/12/28 (Fri)

[342] いつの日か
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ずっと一緒にいよう


今はまだ口約束でしかないけど
お互い社会に出て 責任を負えるようになったら
左手の薬指に誓おう

そして
いつしか誓いが義務にならないように
忘れずにいよう


会えなかったときの哀しみと
会えたときの喜びを

2012/12/28 (Fri)

[343] 2012
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いっぱい遊んで
そこそこ勉強しました

いっぱい笑って
たまに泣いて 次の日にはまた笑いました

コミュニティが固定されていく中
少ないけれど 新たな繋がりもでき
力及ばず 消えてしまったこともありました


それなりに忙がしく
すでに覚えてないこともあるけど
それはそれということで...

反省することも多々あります

だけど
今年も良い一年だったと言える


来年もよろしくお願いいたします

2012/12/31 (Mon)

[344] 2013年抱負
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小さな幸せに気づく

噂に惑わない

そんな人でありたい



少し重いくらいの負荷

少し高いくらいのハードル

自分に期待してみようか?




塵を努力に

ローマを銘に


できるかな...

2013/01/08 (Tue)

[345] 地元
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大学進学のため移り住んで早4年

住民票も免許も住所はこっちだけど

未だに地元と聞かれれば

生まれ育った故郷を答えるんだ


まだ学生で結婚したわけじゃないし

20数年生きてきたうちの4年でしかないし

そんなもんだと言われれば尤もである


地元には両親がまだまだ健在だし

年末年始には旧友と騒いだりもする


では

地元が変わるのはいつなのだろうか


大学を卒業して地元に戻って

地元の人と結婚すれば変わらないのだろう

でも

おそらく地元には戻らないだろう


このまま多少の移り変わりはあっても

こっちで暮らして

こっちでの暮らしが地元での暮らしよりも長くなったら

あるいはいつか結婚して家庭を持ったなら

こっちが地元となる日が来るのだろうか


ふとそんなことを考えて

地元に帰る機会を大切にしようと思った

真冬の真夜中

2013/01/13 (Sun)

[346] 終点と始点
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努力して

苦手なことにも必死に取り組んで

目標を達成できたとき


それはこの世で一番甘美なとき


支えてくれた人に心から感謝するとき


そして

新たな目標に向かって

また一歩を踏み出すとき

2013/01/23 (Wed)

[347] 火山
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私の心には火山がある

私の火山は頻繁に小爆発を繰り返し

小爆発が地震をよび

やがて大噴火する

大噴火は年に数えるほどだが

小爆発は日に数回のペースで起きている


些細なことで小爆発を起こす火山だが

些細なことで休止状態になることもある


2013年2月3日
今年初となる中規模の地震にみまわれた
この地震が明日も続けば
明後日には大噴火となるだろう

そうならないように
私は溜まったものを少しでも解消しなければならない

そうだ!
明日は漫画の新刊でも買ってこよう

そして漫画の世界に身を投じよう

2013/02/03 (Sun)

[349] 旅立つ貴方へ
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2月が3月へと変わり
季節も移り変わろうとしている

カレンダーをめくり
残された日数を数えてみる

あと12日で貴方は長かった学生時代を終える
共に笑いあった学舎を去る

あと2年私には貴方よりも長い学生生活が残っている
友ともう少し思い出を作っていける

淋しいけれど
不安と期待が混ざり合う背中を向けて歩いていく貴方を
応援しているわ

まだ学生の私が
どれほど貴方の力になれるか分からないけれど

会えない淋しさに泣いてしまうだろうし
時には不機嫌になってしまうと思う

だけど
私は貴方の傍を離れない

それだけは約束するわ


桜はきっと咲いていないだろうから
淡く優しく降る雪と共におくろう

"卒業おめでとう"

2013/03/04 (Mon)

[350] 卒業
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卒業式 謝恩会 飲み会


その時には沸いてこなかった実感が


暖かな昼下がりのアパートで青い青い空を見ているこんな時に

いつもと変わらない日常のようなこんな時に


胸を締め付けるなんて


およそ2週間後には新学期が始まる

大学は新入生を迎えて 僕は学年が1つ上がる


その事実が

胸をより一層締め付けるのだろう


満開の桜に 散りゆく花びらに

想いを馳せるのだろう



絶えず変化する日々に忙殺され

淋しさも和らいだころに

再会の杯をかかげよう


想い出と共に 確かに繋がっていた絆さえも褪せぬように

2013/03/17 (Sun)

[351] 春が来る
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去年は春が待ち遠しかった

今年は春など来なければいいと思ってしまう


それほどに

一緒にいれた時間が楽しかった

かけがえのない想い出が眩しいほど輝いている


春の訪れを

空の色や肌を包む暖かさではなく

胸を締め付けるような淋しさで実感する



みいちゃんがおんもに出たいと待っている

おんもの桜がはよ咲きたいと待っている


僕は空を見ながら途方に暮れている

2013/03/17 (Sun)
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