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nanakoの部屋


[1] 「太陽ヲ嫌う」
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全てに意味があったって思いたい



貴方の優しい眼も


頭では気まぐれだ

と解ってはいても


それを割り切ることが出来る程

私は

大人ではないし


貴方が思う程

賢い女でもないょ



私は未だ自ら

貴方を憎むことさえ

許さないから



私の女としてじゃなく

人間としての価値が

貴方にとってどれほど在るのか

私には判断出来ない侭で




ただあのおやすみという言葉や

掌に感じた温もりは

あの一瞬だけは



きっと


他の誰でもない私のモノだったと

そぅ思ってもいいですか?





嘘つきの私は

自ら声に出して言うことを

許しはしないケド







私はこの問いを

貴方の横顔を遠くに見ては



貴方を照らす太陽を羨んで




何度も何度も




繰り返すょ。







2006/09/27 (Wed)

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