詩人:高級スプーンあと何年 | [投票][編集] |
誰が為のliar 己が為のliar
嘘に嘘を重ねて生まれた虚構の火種は
現実へと侵食してfire
愛想笑いに疲れる君は嘘が嫌いだ
信じる者は報われない
罪悪感と背徳感の間を行き来する
脳内麻薬が僕に苦悩と悦楽を与える
隠れてこそこそコソ泥みたいに
小さな欲望を叶える
嫌がる君の顔は見たくはないのに
バレるかバレないかのスリルを味わいながら
塵も積もれば山となる罪と嘘を重ねてゆく
作り物のエンタメにハマらない人はリア充か
といえばそうでもなくて
平日は仕事や人間関係にヤられて疲れが蓄積し
帰宅後も土日も興味のないショート動画を見続けて
あとは眠るだけ
君が悪夢にうなされている間
僕は虚構に現を抜かしながらこの手を悪に染める
昔みたいに仲良く手を繋いで遊びに行けないな
追求されれば苦しい言い訳をして
後ろ手で君から見えないようにまた罪と嘘を重ね
事実は小説より奇なりに基づく実話ベースで小説を読んで
酸いも甘いも現実も知った気になって
毒にも薬にも金にもならない妄想で毎日を潰して
小さな小さな器を満たす
溢れんばかりの汚水を啜り
分泌された脳内麻薬と共に味わって
もう終わってる人生を反芻するお前はクソだ
嘘が嫌いな君は全てを暴いて真実を突きつける
悪夢から目が覚めてもまだ悪夢を見ているような目で僕を見て
失望して涙も出ないよな
絶望するよなこの世界に
罪深い嘘を説くイエス
フィクションよりも馬鹿げたノンフィクション
この手で作り上げ 強制的に観せた
興味のないショート動画よりくだらない嘘にまみれたリアル
誰が為のliar 己が為のliar
眩しい光に集まる羽虫の習性のような欲望は
やがて我が身を焼き焦がす
だけでなく 燃え盛る黒い炎は
それでも信じた最愛のマリアまで焼き尽くす
誰が為ののliar 己が為ののliar
嘘に嘘を重ねて生まれた虚構の火種は
現実へと侵食してfear
二人幸せだった思い出まで含めて全てを焼き尽くしTHE END
あとに残るのは焼死体が二体
なんてこったい 笑止千万
しょうもないどうしようもないショータイムで昇天してBAD END
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