窓の外に 思惑の嵐とどまる場所はどこにもない部屋の中に 思惑の囁き逃げこむ場所はどこにもない東風がいう僕らはゆく季節まい落ちる真白い好きに汚れてもそっと指先なめて不透明なやさしさをさしだしたい空の上に 思惑の静寂僕らのこころが青ならば凍える冬はどこにもない
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