遊んでいたどんぐりの独楽が倒れて季節が育つときみはあっさりと目をさまして未練のレッテルを貼ろうとしていたわたしの服の裾をにぎったちいさな欲求と手紙を添えて期待が跳ねる敏感なまなざしと虫も喰わないまっさらな一言のボクヲアイシテル?わたしの言葉のなかできみだけが聞くものはそう多くないから誰もが聞くわたしの言葉のなかできみにだけ意味を持つものがあるならば文箱のなかそわそわ芽を出す間もないこの距離がきみとわたしをつくってる
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