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亜子の部屋


[9] 朝陽
詩人:亜子 [投票][得票][編集]

ぬくもりを側に
他になにもいらない
このままでと
願う夜

そこに朝の陽が

なにもかも壊れて
辛く倒れて
もうこのままでと
願う夜

そこにも朝の陽が

知らず眠らされている私に
残酷な
慰めの光


2006/06/28 (Wed)

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