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林家の部屋


[8] きえるきみのこるかおり
詩人:林家 [投票][編集]

この部屋からはいつまでたっても君の香りが消えない。
君がこの部屋からいなくなって何日経つだろう?
僕にはもう何十年も経ったようなそんな長い道程だ。
僕は君がいなければ生きていけないと思っていたのに、結局別れてもこうして生きているのが少し恨めしい。
君は風になって空へ旅立っいったんだ。
そう思うことにした。

それなのに君は僕の記憶からしばらく消えてくれそうにない。

でも君との生活があったから今の僕があるんだよね。

もう一度だけ、君にありがとうが言いたい。

2009/03/11 (Wed)

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