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無人の部屋


[10] 眩暈
詩人:無人 [投票][得票][編集]

曇り空 憂鬱
目眩は眩暈で 憂鬱

胸苦しい真昼の街

溢れ出る記憶の残骸
眩暈を覚える比丘尼坂

誰かいるのですか?
不安が行き交う真昼の街

滑稽な私は
何もできず
ただ真昼の
緩やかな坂に
立ち尽くすばかり

2011/06/13 (Mon)

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