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無人の部屋


[4] ブルーグラス
詩人:無人 [投票][編集]

甘美な響きに酔っているヘッドライトは幻
スローモーションの通りは模型の街
嘘を飲み込んでいる都会の中
誰かが笑い声を上げている
月は見えたかわからない
それでも光の洪水はどこまでも伸びる
スローモーションの中 行き交う 行き交う
嘘を飲み込んで真実にして吐き出す
誰かが悲鳴を上げている
誰かに届いたかわからない
それでも光の洪水は流れていく
あのビルの屋上から月は見えたのだろうか?
消えてしまえたらね
時々感じるよ
ブルーグラス

2010/10/07 (Thu)

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