詩人:アサスケ | [投票][得票][編集] |
信号待ちで見上げた
青空はどこまでも高くて
縦に伸びてるのか横に広がってるのかわからない雲が
遠い所で流れていく
気持ちがよくて
このまま吸い込んでもらえないかなと
目をつぶった瞬間
立ち止まるなと言ってるみたいに青にかわった
もうずっと
空に向かって
明日を夢見ること忘れていたから
手をかざしてみたら
涙が止まらない
流されないよう潰されないよう
もっと強く
強くなると無邪気に誓った幼い頃の自分に笑ってあげられるよう
あの時見上げた空はもうないけど上を目指す勇気取り戻そう
恐れずに真っ直ぐにひるまずに顔を上げて
信号が赤にかわる前に
キラキラと
空へ駆けだそう