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アサスケの部屋


[15] 5月のジュブナイル
詩人:アサスケ [投票][得票][編集]

信号待ちで見上げた
青空はどこまでも高くて

縦に伸びてるのか横に広がってるのかわからない雲が
遠い所で流れていく

気持ちがよくて
このまま吸い込んでもらえないかなと
目をつぶった瞬間

立ち止まるなと言ってるみたいに青にかわった

もうずっと

空に向かって
明日を夢見ること忘れていたから

手をかざしてみたら
涙が止まらない

流されないよう潰されないよう
もっと強く
強くなると無邪気に誓った幼い頃の自分に笑ってあげられるよう

あの時見上げた空はもうないけど上を目指す勇気取り戻そう

恐れずに真っ直ぐにひるまずに顔を上げて

信号が赤にかわる前に

キラキラと
空へ駆けだそう

2011/05/26 (Thu)

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