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シンラの部屋


[107] 空想カレン
詩人:シンラ [投票][編集]


白いセーターを着た少年。

鯛焼き焼くのがとても上手。

カスタードを、たっぷり入れてね。

晴れた日曜日の、公園のベンチで食べましょう。



通りすぎてく青いバス。

とおくで雪の匂いがする。

人々は、コトコト歩く。

木枯らしは、カラリと舞ってく。



鯛焼きしっぽをかじりながら、ホットココアを飲みましょう。



誰かのチェックのマフラーが、木の枝に、結ばれている。



公園には、冬の天使が住んでいる。

2009/01/24 (Sat)

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