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リリの部屋


[132] 雪かき
詩人:リリ [投票][編集]

仕事帰りの朝

誰も踏んでいない
積もった雪は
昨夜の寒さの余韻

膝まで
埋もれながら
我が家への階段を
目指す

これから仕事へと
向かうはずの
ここの住人達は
夢の中―

ならば道を
作りましょう
魔法のように

不細工な道を
見て
誰とも知らずに
歩いていく

真白な雪のように
眩しい笑顔で
良い1日を



そして
雪まみれの
ジーンズは
ストーブの前に―



2008/02/25 (Mon)

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