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その人はいつも当たり前のように
ずっと僕の傍にいる
けど突然それが不思議に思えてきたんだ
改めて実感する
幸せってこういうことなんだな
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ゆっくりと時計が回る午後の授業…
ゆったりとペンを回すここ重要?
携帯を開いてサイトを覗いて見た世界
正解を聞かれサイドを覗いて得た正解
いろいろある、君の未来には何が必要?
イライラする…先が見えない俺は重症。
まるで将来の見えない、何かに怯える俺カンガルー
まぁな、しょうがない、何が必要か…俺も考える。
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夜風と酒が友の君
お金と時が不足気味
夜の街に誘われて、いつもふらふら御大臣
宵の口に嫌われて、いつかこけるぜお大事に
月が回り、君の側で野良犬笑ってる
酒が廻る君、それでもこの国支えてる
不景気の中で被害者意識、どこ行くニッポン
朝、駅の中、会社に行く前ドリンク一本。
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現実と悪夢の狭間で呻く私は、その二つの違いすら分からなくなっていた。
もしかしたら現実だと思っているのが夢かもしれないと思ったり。
でも、君がいない世界が本当の訳ないから現実を信じよう。
だって、君が私の心が勝手に作り出したものだったらなんて馬鹿馬鹿しい世界なんだと思ってしまうから。
君が欠けらも存在しないなら、こんな世界壊してしまうから。
君はよく私を子供扱いする。
でも、そんな子供の私がこんなこと考えていたら、君は私を嫌うかな?
それとも君の中の私が崩壊する?
ただ一つ言えるのは、君は私にとって掛け替えのない大切な存在って事。
君の気配のない世界はいらない。
悪夢、バイバイ。
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コンクリートの壁に囲まれ 窓越しに見る空 灰色に淀む
誰も傷つけたくないの
それは偽善? 何よりも自分が傷つかないようにうまく身をかわすのね…
ねぇ いつから?
愛想笑い覚え 口ばかりうまくなる そんな術を身につけてしまったのは
ねぇ いつまで?
そんな『私』を演じて 一体何を守ろうとしているの?
それが地位や名誉ならば 私は迷わずこのハイヒール 脱ぎ捨ててやるわ
裸足で駆け出し 風を感じ 溢れだす涙はあの日の想い まるで背中に羽が生えた
華が彩るこの世界 花は種を作り 空は雲を泳がせる 海は揺りかご 眠りを誘うわ
このままあの海へダイブできたなら…
私は深い眠りへ堕ちてゆきたい
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夏の匂いを感じる。
自分が夏休みという独特の時間から離れてどれ程の時が過ぎたのだろう。
小学生の時、夏休みはとても楽しくて毎日が冒険の連続だった。
退屈の言葉の意味も知らなかったあの日。
それが少しずつ形を変え、今の味気ない生活になってしまった。
夏休みもない、季節感も感じられない仕事に就いたことにそれ程後悔を抱いているわけではないが、時々昔の自分に懐かしさと羨ましさを感じる。
昔は何故あんなにも無邪気に人と接することが出来たんだろう?
汗をかきながら道を歩き、遠き日の自分を思い浮べる。
あの日の自分は心も熱く燃やしていたのかもしれない。
入道雲を見て、縁日の綿菓子を思い出し、祭りの翌日の神社に行って前日を切なく思った僕。
その僕と、今の僕の心はすっかり変わってしまったんだろうか?
こんなに近くにある筈なのにすれ違っている僕の心と心。
いつか戻れるかな?
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ハイヒールの靴 蹴り投げて
明日の天気占ったとしても結果はいつも横向きに倒れるだけで
これって曇り?
曖昧なんだよ
天気の結果も この靴履く私も…
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人間は強くある必要はない―――そう思った。
何故なら絆があるのだから。
無理に1人でいる必要はないのだとそう気付いた。
―貴方は決して弱くない
私は決して強くない―お互いを繋ぎ合わせれば、それは限りなく自然なものになる。
どうして私は孤独を望んだんだろう?
寂しさを恥ずかしい事と思ってしまったんだろう。
貴方の傍らに片時も離れずいること。
自分の身を全て貴方に委ね、貴方に束縛される続けることを欲する。
人間は誰しも、弱いから、それを理由に蔑まれるいわれは何1つ必要はない…
そう思った。
何故なら心があるのだから。
貴方がいるのだから…
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「アンタの事なんて好きになるんやなかった!」
貴方はそう言って精一杯の力をこめて両手を私の胸につきました。
「ごめんね…」
傷つけたのは私のはずなのに、何故か私の目から一筋の涙が流れました。
「ずっと一緒やってゆうてたんは嘘やったんやね」
震える声。
下唇を噛み締めるのは、貴方が涙を堪えるサイン。
貴方は弱さを見せるのが大嫌いだから、私がこれ以上何を言ったとしても貴方のプライドを打ち砕くことしかできません。
本当に好きだった…
本当は今でも大好き…
その言葉は貴方を想うなら言ってはならないんです。
背伸びをして貴方に顔を近付けると、貴方の吐息が私に甘くかかりました。
貴方の首に手を回しそっと貴方の唇に私の唇を重ねました。
「さようなら」
か細くしか出なかった私の声。
貴方には聞こえましたか?
後ろは振り返ってはいけない。
もう2度と貴方と会ってはいけないのです。
私が貴方を想う気持ちを伝えてしまったことが、貴方を傷つけることの始まりになるなんて思いもしなかった。
「アホ…」
小さく貴方の声が背中から聞こえました