詩人:タキシード詩者 | [投票][得票][編集] |
どうせ君の前じゃ何も言えないんだから
星空にプロポーズ
しぼりだした台詞並べ、少し強気な詩を
この眼差しが君に届けば良いのに
僕の光じゃ月は輝かない。
数ある星の中、赤いのをプレゼントしようとして
無理だと気付いた
「夜空を捧げる」なんてありふれた言葉。
誰にでも出来る事はしたくなくて
必死に悩んでいたら
君に送るはずの景色を
一人だけで一晩堪能して
正直飽きて何かどうでも良くなった。
この想いを伝えたら喜んでくれるのかな?
なんて自惚れてみて…
結局行き場に困ったヒトカケラ
今日も夜空に彷徨うよ…。
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