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猫の影の部屋  〜 新着順表示 〜


[437] 愚民に告ぐ。
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それは狭い視界

見えないものが大半で

過酷な風は吹かないね

君はそれで満足かい



泥まみれの埋蔵金

絵の具で染めた黒い海

頭を垂れて睨みつけてる代弁者


すべての闇から目を背けるの


あぁ逃げ道もないのに逃げたところで

どのみち行き止まりか崖っぷち


それすらわからないのか

まぁかわいそう





目障りだから消えちゃいな

2008/01/23 (Wed)

[436] 将来、展望、希望。
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せつなくなるから散らないで紅葉


燃え盛るような秋は過ぎて

ただただ虚しい空模様

踏みしめる枯葉も消えうせて

まるでもとからなかったかのよう


僕らの恋は初めからずっと

生温かい春の音の中

ただ甘いだけで続いていいのか

そうして続いていくのか


花びらをそっと撫でて露を拭う

茎をなぞる甘美の果て

一条の光もただ刹那

大きな喪失感とわずかな充足感

ただただ虚しい午前二時


散らないで紅葉

僕らの恋を照らしてよ

2007/12/15 (Sat)

[435] 現実。
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抜けがらのように虚しくて苦しくて

消え入りそうな僕の声

吸い込まれてく


見えてるの 感じているの ねぇ

どうか立ち去ってください

針のような優しさなどは

煩わしいだけ


見えもしない 聞こえもしない

僕は消えゆく小さなほこり

つんざくような慟哭も

張り裂けそうな怒号さえ

すべてはあの闇の中へ

闇の中へ・・・

2007/12/15 (Sat)

[434] 魚。
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幸せで僕のすべてが満たされたなら

僕はきっと死んでしまう


幸せが僕のすべてを満たしてしまったなら

僕はきっと殺されている


声が涸れて

光も涸れて

波も涸れる


水の中のアレのように

苦の中のソレでなければならない

2007/11/12 (Mon)

[433] 糸。
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僕の声

君の瞳に吸い込まれてく

どうにもうまく話せない

首かしげる君を前に

どうにもうまく声が出ない


困っちゃってとりあえず笑うことにした

2007/11/12 (Mon)

[432] Trippin’
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Ah  狂い咲いてマーガレット

まさしくそうさ それもまたGood

踊り狂う ジョゼット 指先は妖艶

見ただろうその魂胆

愛尽きて また狂乱

Ah 君はマーガレット

Ha Ha Ha Ha Ha・・・

2007/11/12 (Mon)

[431] ふらい はい
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君がいなくなったらだなんて

まぁそんなコワイこと

話すのはやめてよ 泣いてしまう


君とずっと一緒だなんて

まぁそんな まぁそんなこと

そんなそんなで損な感じだ

ふらーい はい




ぐるぐるぐるぐるぐるぐる

ふぬけたフェイスで浮き上がる

君も一緒に浮きあがろうぜ

手を取り合ってさ どこまでも


空気なんかいらないや

なんとかなるさ ねぇわかるだろ


そんな感じで そんな感じで

ふらい はい

2007/11/05 (Mon)

[430] 葛藤。
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耳元撫でるは時の声

帰りたくない、君の声

どうしたんだと義父の声


悪魔と天使が僕の胸

2007/10/28 (Sun)

[429] 七日月。
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扉を開けたら

ひょっとしたら君がいるかもなんて

あり得ない展開を予想

こんなことはもうよそう





君が僕の部屋を出ていって

そういえばまだ半月だ

部屋には君の影ばかりで

僕の気持ちは果てしないブルー


半月で たった半月で

こんなにも長く感じるのに

死ぬまでいったいどんくらい長いんだろう





そんな感じで

布団めくったら君が隠れてるかもなんて

またありもしない予想

2007/10/28 (Sun)

[428] にたにた。
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明らかに

そう頭からなんかじゃなく

胸のあたりから込み上げてくる笑みは

君と、君だけとじゃなきゃ、出てこない

2007/10/14 (Sun)
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