詩人:猫の影 | [投票][編集] |
それは狭い視界
見えないものが大半で
過酷な風は吹かないね
君はそれで満足かい
泥まみれの埋蔵金
絵の具で染めた黒い海
頭を垂れて睨みつけてる代弁者
すべての闇から目を背けるの
あぁ逃げ道もないのに逃げたところで
どのみち行き止まりか崖っぷち
それすらわからないのか
まぁかわいそう
目障りだから消えちゃいな
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せつなくなるから散らないで紅葉
燃え盛るような秋は過ぎて
ただただ虚しい空模様
踏みしめる枯葉も消えうせて
まるでもとからなかったかのよう
僕らの恋は初めからずっと
生温かい春の音の中
ただ甘いだけで続いていいのか
そうして続いていくのか
花びらをそっと撫でて露を拭う
茎をなぞる甘美の果て
一条の光もただ刹那
大きな喪失感とわずかな充足感
ただただ虚しい午前二時
散らないで紅葉
僕らの恋を照らしてよ
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抜けがらのように虚しくて苦しくて
消え入りそうな僕の声
吸い込まれてく
見えてるの 感じているの ねぇ
どうか立ち去ってください
針のような優しさなどは
煩わしいだけ
見えもしない 聞こえもしない
僕は消えゆく小さなほこり
つんざくような慟哭も
張り裂けそうな怒号さえ
すべてはあの闇の中へ
闇の中へ・・・
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幸せで僕のすべてが満たされたなら
僕はきっと死んでしまう
幸せが僕のすべてを満たしてしまったなら
僕はきっと殺されている
声が涸れて
光も涸れて
波も涸れる
水の中のアレのように
苦の中のソレでなければならない
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Ah 狂い咲いてマーガレット
まさしくそうさ それもまたGood
踊り狂う ジョゼット 指先は妖艶
見ただろうその魂胆
愛尽きて また狂乱
Ah 君はマーガレット
Ha Ha Ha Ha Ha・・・
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君がいなくなったらだなんて
まぁそんなコワイこと
話すのはやめてよ 泣いてしまう
君とずっと一緒だなんて
まぁそんな まぁそんなこと
そんなそんなで損な感じだ
ふらーい はい
ぐるぐるぐるぐるぐるぐる
ふぬけたフェイスで浮き上がる
君も一緒に浮きあがろうぜ
手を取り合ってさ どこまでも
空気なんかいらないや
なんとかなるさ ねぇわかるだろ
そんな感じで そんな感じで
ふらい はい
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扉を開けたら
ひょっとしたら君がいるかもなんて
あり得ない展開を予想
こんなことはもうよそう
君が僕の部屋を出ていって
そういえばまだ半月だ
部屋には君の影ばかりで
僕の気持ちは果てしないブルー
半月で たった半月で
こんなにも長く感じるのに
死ぬまでいったいどんくらい長いんだろう
そんな感じで
布団めくったら君が隠れてるかもなんて
またありもしない予想