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猫の影の部屋  〜 新着順表示 〜


[427] 成長、停滞、沈澱。
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悩みをむさぼってきた

悲しみを

むさぼってきた


そして消化

消化に次ぐ、消化

満腹 満足 満面

大きくなれる



しかしだ、しかしどうにも幸せは

そう幸せは、腹の足しにはならないんだ









幸せはあくまでエッセンスとしてだな。

2007/10/13 (Sat)

[426] 逸脱。
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消え去ろうと

その瞬間


羽ばたく両腕が

ひどく重く感じる


僕には心地よすぎる

僕にはまぶしすぎるこの世界から


抜け出したい

脱け出したい

2007/10/13 (Sat)

[425] 臆病者。
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いつから僕はこんなにも臆病になったのか

永遠なんてないことなんて

ずいぶん昔に気づいていたのに

何かを失うことなんてもう慣れてしまったはずなのに




僕は今ひどく怯えてるんだ


君を失うことを

君のいない世界を

光のない未来を

2007/10/12 (Fri)

[424] 恋と青と大空と。
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君が流したブルーの絵具で

この大きな青空を描こうか


ほら空を見て

上を向いて

僕と一緒に描かないか

2007/10/12 (Fri)

[423] 青さ。
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都会の喧騒に絡めとられて
少年は今何思う

青さは刹那
なんとも切ない
せわしない世が常

駆け抜ける覚悟はあるか
たちどまっちゃあいけない
振り返っちゃあいけない


賭け抜く覚悟はさぁあるかい
恐れてはいけない
後には引けない


一度にもえきる導火線のやうに
どうかなりそうなほどの速度で
DANCEDANCEDANCE
AH覚悟はいいのか




青さは刹那
なんとも切ない
せわしない世が常



2007/09/14 (Fri)

[422] 電話。
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11桁の番号を

押して君の耳元を

優しく、軽くノックする


扉をひらいた君の笑顔を

ただただ見たくて

2007/08/27 (Mon)

[421] 夢の中、君の下。
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君の下へ

君の下へと泳いでゆくよ 夢の中

星が流れて 森が流れて 町が流れていく


僕は 留まらない 留まれない

僕は君の下へと泳いでゆくんだ 



夢の中 夢の中…

2007/08/27 (Mon)

[420] 前進。
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切なさの風にそよがれて

昔の空を思い出す

ふと顔上げて唇噛んだ


あなたの声や

あなたの笑顔が

舞い降りてくる


閉じた瞳をこじ開けて

もいちど坂を下り始めた

2007/08/21 (Tue)

[419] 僕の手。
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僕の小さな右手で

例えば世界を

例えば全人類を守れたとしても

君が守れないなら何の意味もなくて

君がいなけりゃ何の意味もなくて



だから僕はこの手で

君だけを守りたい

2007/08/14 (Tue)

[418] 僕の恋人。
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可愛い可愛い

君は僕の恋人

僕の部屋で寝転んで

うにゃうにゃうにゃうにゃ言っている

可愛い君は

僕の恋人

2007/08/14 (Tue)
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