詩人:猫の影 | [投票][編集] |
悩みをむさぼってきた
悲しみを
むさぼってきた
そして消化
消化に次ぐ、消化
満腹 満足 満面
大きくなれる
しかしだ、しかしどうにも幸せは
そう幸せは、腹の足しにはならないんだ
幸せはあくまでエッセンスとしてだな。
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いつから僕はこんなにも臆病になったのか
永遠なんてないことなんて
ずいぶん昔に気づいていたのに
何かを失うことなんてもう慣れてしまったはずなのに
僕は今ひどく怯えてるんだ
君を失うことを
君のいない世界を
光のない未来を
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都会の喧騒に絡めとられて
少年は今何思う
青さは刹那
なんとも切ない
せわしない世が常
駆け抜ける覚悟はあるか
たちどまっちゃあいけない
振り返っちゃあいけない
賭け抜く覚悟はさぁあるかい
恐れてはいけない
後には引けない
一度にもえきる導火線のやうに
どうかなりそうなほどの速度で
DANCEDANCEDANCE
AH覚悟はいいのか
青さは刹那
なんとも切ない
せわしない世が常
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君の下へ
君の下へと泳いでゆくよ 夢の中
星が流れて 森が流れて 町が流れていく
僕は 留まらない 留まれない
僕は君の下へと泳いでゆくんだ
夢の中 夢の中…
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切なさの風にそよがれて
昔の空を思い出す
ふと顔上げて唇噛んだ
あなたの声や
あなたの笑顔が
舞い降りてくる
閉じた瞳をこじ開けて
もいちど坂を下り始めた
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僕の小さな右手で
例えば世界を
例えば全人類を守れたとしても
君が守れないなら何の意味もなくて
君がいなけりゃ何の意味もなくて
だから僕はこの手で
君だけを守りたい