詩人:猫の影 | [投票][編集] |
逃げ道にならない逃げ道を
必死に探す土曜日
やっと見つけたその道の
先の見えないそのことに
おびえて引き返す日曜日
世界から逃げ損ねた週末を
後悔している一週間
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この僕の
スカイブルーの自転車で
いったいどこまで逃げれんだろう
そう思って見上げた空は曇っていて
どうして君はいつも僕の思い通りになっちゃくれないんだ
なんて言いながらすねてペダルをこぎ始める
この道は一体どこにつながっていたっけと
何の意味もないこと考えて
逃げれるとこまで逃げてやると
僕の背中は山道に消える
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君のようになりたくて始めたんだなんて
とても言えやしないけど
君に少しでも近づきたくてはじめたんだなんて
まさか言えるわけないけれど
僕は今も続けてるんだ
ぼくはずっとつづけていくんだ
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なぜか鼻がツンとして
目から雫がこぼれだした
今夜も僕はひとりきり
曇った空を眺めてんだ
もし君が今隣にいたらだなんて
どうしようもないこと考えた
頭の上のもやもやを
無気力な右手で振り払った
誰といたって君がいなけりゃどっか寂しくて
そりゃ寂しくて
君想う自分止められないんだ
いつか そういつかでいいから
君に思いを打ち明けられる日が来ますように
君が世界で一番大切なんだと
君の顔見て言える日が Ah 来ますようにと
星のない空に願ってる
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きっと僕は飛び立ちたい
この世界から
きっと僕は走りたい
どこか遠い向こうのほうへ
逃げ出す術は社会に断たれて
僕はもがくことしかできないでいるけれど
でも、僕は飛び立ちたい
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君がいないと
妙に胸が切なくて
妙に鼻がツンとすんだ
まだ恋してない
まだまだ恋なんかじゃないんだって
そう言い聞かすけど
どうにもうまくいかなくて
気づかぬうちに君の顔を浮かべてる
あぁいつになれば僕は
この気持ちを打ち明けられるのかなぁ
決して実りはしない恋のつぼみを抱えてる
あぁいつになれば別の恋に落ちれるんだろう
今はそんなこと想像すらできやしないけど
一人部屋で夜空を見てた
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昔についた傷跡が
今またうずき始めてる
君に恋をすることを
あの頃の僕が引き留める
だけどねぇ
見つけてしまったんだ
ずっとどこかにいっていた
僕のホントの好きってやつを
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傷つけるのが怖くて
傷つけるのが怖くて
君への気持ちを受けいれられない
君への気持ちに従えない
僕の中の小さな花は
水もやらないのにぐんぐん育って
僕の手には負えないほどなのに
僕はまだ
その花の存在さえも
見て見ぬ振りして目をつぶってる
傷つけるのが怖くて
傷つけるのが怖くて
君への気持ちを受けいれられない
君への気持ちに従えない