詩人:猫の影 | [投票][編集] |
素通りする「一般人」は
餓えて
枯れて
消えていくものを
無視して歩く
見て見ぬ振りをする「一般人」は
叫び
訴え
すがりつくものを
無視して歩く
Ah 普通が腐り始めました
Ah 常識が腐り始めました
Ah 日本が腐り始めました
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絡まる舌は
Strawberry
君の唇
Loveberry
甘い果実に酔いしれて
その首筋に噛み付いた
漏れる吐息が狂おしい
Oh Crazy About You
Oh Absorbed In You
堕ちて堕ちて堕ちてゆく
Ah 白い白いシーツの波に
僕らのみこまれていく
絡まる舌は
Strawberry
君の唇
Loveberry☆
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線上に
全ての人間が
立っているなどと
戯言を
その背には
全ての人間が
翼を持っているなどと
戯言を
血を流し
泥を食い
這いずり回って
生かなければ
線の上にも立てぬ
まして翼など
羽の上でねむり
親鳥のくれる餌を食い
美しい青空を眺めるだけでは
線の上には立てぬ
まして翼など
巣から飛び出れば
現実に喰らわれるだけ
血を流せ
泥を食え
這いずり回って
生きていけ
神は死んだのだ
翼が欲しいなら
天使から引きちぎれ
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神のお告げを聞いたそうな
神のお子様であるそうな
あー 彼は欲望がなくなったそうな
さぁ祈りましょう
さぁ祈りましょう
尊い彼らを敬いましょう
そしたらご加護が得られます
さすれば道は開けます
もちろん願いも叶います
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張りぼての
とてつもなくでかい
理想の箱に
火をつけた
燃えて燃えて燃えて燃えて
それはそれはよく燃えて
ほら見て 見てよ
燃えずに残ったのは
ちっぽけ過ぎる
虚栄心
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吹き出る鮮血
走る激痛
高鳴る鼓動
あぁ そういえば
僕の体には
こんなにも過激な色の
液体が流れていたんだな
ぼくはそう
この血の色のように
生きていたい
熱く
速く
美しく
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そっと そう
も一度優しくキスをして
あなたの唇忘れぬように
もう二度と
「戻らぬ恋」だから
そういっそ
忘れたほうが良いんでしょう?
だけど ねぇ
あなたの存在はもう
アタシの胸で日常になりすぎて
そんなこと そんなことは
到底できそうにないよ
だからねぇ
いっそ ねぇ
も一度優しくキスをして
あなたの唇さえも
Ah 忘れられないように
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「今ならいえるよ」だなんて
切なすぎるから
ほらねぇ 今すぐ
想いを放とう
今でないといけないんだ
今いわなきゃならないんだ
「今なら言えるよ」だなんて
そんなの切なすぎるから