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猫の影の部屋


[118] KILL ME
詩人:猫の影 [投票][編集]

信じれないの信じないの 誰もあたしを見てないの

あたしは誰にとってかけがえないの?誰もあたしを見てないの

愛して欲しい愛されたい 形の在るものちょうだいよ

何もかもが頼りなくて 安心してもたれ掛かることなんてできやしない


今日と明日の間の空を フラフラフラフラ歩いていたら

気付けばそこはどこかしら?あたしの今はどこかしら?

足の下には現実世界。そこにあたしのカラダはないわ

ねぇもうそろそろ 下へと続く青い糸 切ってしまっていいかしら

何もかもが背を向けて あたしはどこでも孤独なの



千切れかけの世界との糸を繋ぎとめるのにに疲れ果てて

暗い孤独と黒い空虚に魅せられて

寂寥の脅迫に耐えきれなくなるの

気付けばあたしの腕からは真紅の命が流れてる…。

2006/01/29 (Sun)

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