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猫の影の部屋


[141] ……の末路
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「もうこんな暗い光の中はうんざりだ。」

君は世界から目を背け

重そうで軽い腰を上げた。





ねぇ君は

どうしょうもなく自分が弱いのに

まだきづいてないね

君がカッコイイと思って掲げた旗は

もう泥だらけのUSEDだぜ 

もうそれは

意味をなさないただのワッペン 

さぁ後ろを振り返れ 

侮蔑のまなざし注がれてる 

さぁ前を見ろ 

そこは愚か者の世界 

さぁ君は

いったいこれからどう歩いていく?

支えのない足元はまるで赤ん坊で 

生き生きするはずの瞳は輝き失い

灰色です………。




いまさら泣き出してももう遅い。 

2006/02/23 (Thu)

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