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香奈の部屋  〜 新着順表示 〜


[445] 沢山の片思い?
詩人:香奈 [投票][編集]

学校を卒業した今
皆とはなかなか会えないけど

メールなどで
ちゃんと
話ができる
大好きな


友達がいます




います?

いる………
のでしょうか




今とてもわかりません

あの子達は
あたしを
友達だと思って
いるのでしょうか


例えば
学校の先生が
プリントを
配ったとして

そこには
いろいろな
生活面でのアンケート


その中に

「貴方と親しい友人達の名前を記入して下さい」


そんなアンケートが
あったら

あたしはそれに
皆の名前を
書きたいのです

だけれど


もし皆は






あたしの

名前は書いて

くれなかった

としたら








信頼出来ない
貴方達の事が
信頼出来ない



あたしは貴方達に
好かれていますか?




そんな事を
聞いたとしても
聞かれた方は

「好きだよ」

という回答しか
無いのです




無理やり言わせることしか出来ないのです




そんなのに
どう信頼しろというのでしょうか



だけれど
好きなんです
好きなんです
好きなんです


貴方達がとても
それはとても…





確かめること
などできない
ただ待つしか
出来ない




何を待てばいいのかも
わからないのに


私は待つしか出来ないのです


もしかしたら
嫌われているのかも
しれないのに


私は待つしか出来ないのです




だって
好きなんです
好きなんです
好きなんです


貴方達がとても
それはとても…





とても…………

2007/03/22 (Thu)

[444] 醜態
詩人:香奈 [投票][編集]

あたしがしんだら
だれがかなしんで
くれるのだろう


ふと
めがさめたとき
おもった

「貴女は
一人じゃないんだよ」


かんがえてみれば
あたりまえのこと

あたしがしんだら
かなしむひとはいる


たしかに



いるのだ






ただそれが
あたまのなかでは

すうにんしか
あげられず


「これだけ?」




と、おもってしまう
あたしは



ただのわがまま




ないものねだり



あいされたい
あいされたい
あいされたい



いまのあたしは



うさぎびょう





あのこも
あのひとも

みなからすかれている
しんだら
あたしもかなしいし


ほかにもたくさんの
ひとたちがかなしむ






あたしは
それに




うらやましさを
かんじる

もうあたしには
もつことが
できないものを
あのひとはもっている



ただの


ないものねだり



いまのあたしはたぶん



わがままびょう




それは
それは





なんとみにくい
しゅうたいでしょう

2007/03/21 (Wed)

[443] 貴女には好きに生きて欲しい
詩人:香奈 [投票][編集]

バイトから
帰って来る時に


アイス買って来て欲しいとか頼まれたけど



財布忘れたから
買えなくて帰宅



母「何やってんのよ(笑)」



ってそんな感じでふざけあって



母「お金渡すからもっかい行って来いって言おうと思った(笑)」




私「あたしはアンタの召使なんかじゃないわっ(笑)」




ふざけあって馬鹿みたいに言ってた言葉



急に逆に母が
「あたしはアンタの召使なんかじゃないわっ」




とか言い出したから

何それ?そういったら



「日頃の事よ(笑)」





笑ってふざけざけながら言われた





ていうか






じゃあ産まなきゃよかったじゃん









って
本気で言おうと思った

2007/03/12 (Mon)

[442] お ち た
詩人:香奈 [投票][編集]

緊張の糸がほぐれた




というように


何かが絡まっている糸が糸も簡単に


ほぐれた気がした






ほぐれた




いや違う






切れた



プツンと音を立て
切れたのだ




目はやけに開く
爪をよくかむ



噛む噛む噛む噛む



砕いて
引きちぎって
血が出ればいい





簡単に事


何を迷った?
何を期待した?
何を守ろうとした?
誰を愛してた?
誰に愛されたかった?
何がしたかった?


踏み止どまっていた足
背中をトンと


そう


トンと軽く
当たったかのように



押された


そうだ





死ねばいいんだ

2007/03/05 (Mon)

[441] ケシテ
詩人:香奈 [投票][編集]

掴むものが無い






何もない





聞こえない





いない





誰もいない





それと一緒に





あたしもいない






言葉が浮かんでは消え





押し潰す
喉がかれる
吐き戻す





縛られたくて
縛られたくて
縛られたくて





笑わない
貴方の名を
自分を慰めながら
呼ぶ



呼ぶ

呼ぶ








答えは






無い



2007/02/16 (Fri)

[440] imaginary
詩人:香奈 [投票][編集]

夢見る事に
    憧れ


光をうらみ
   闇を好んだ




繊細なお姫様

耳から入る色々なモノに
心は掻き乱れ
頭はグルグル


お姫様は願いました

「耳なんてなければいい」



いつしかお姫様は
聞き入れる事を
しなくなりました


大事な人間の五感
それの一つが
無ければいいだなんて

それでも闇に憧れる
それでも光を恨む
ゆるされるならば
夢を永久に

そうね
貴方と一緒に


聴覚がいらないならば
貴方の声は聞こえない?


そんな事無いの
あたしにしか
聞こえない
貴方の声は

いつも耳元で
囁かれるの




繊細なお姫様


視界に入る世界に

お姫様は
心を掻き乱され
目からは

真っ赤な涙



お姫様は願いました

「目なんてなければいい」



大事な人間の五感
その二つを
無ければいいだなんて

それでも闇を求め
光を拒む
見えないという
辛さがあたしにとって
どれだけ楽な事だろう

そうね
貴方だけは
見ていたい


視覚が無ければ

何も見えないはず


そんな事無いの
貴方はここに
あたしの隣りで
愛しい顔で
あたしを包む

このまま一生

離さないで




いつもあたしの
隣りにいて
愛していると
囁いてくれる
貴方は

どうしてあたしを
抱き締めてくれるの


「いつも真っ暗な景色を見る貴女を

私へとさらいに
来ました」



貴女はどうも
闇がお好きなようで
私が闇へと

さらって
差し上げましょう



あぁ
あたしを閉じ込め
てくれるのね



ナニモキカナクテイイ
ナニモミナクテイイ


繊細なお姫様



いつしか自ら耳を塞ぎ
自ら目を潰した




お姫様は
夢見る事に憧れ
光をうらみ

闇を好んだ



目を塞いで
耳元で
いつものように


愛していると囁いて



そう
あたしは夢見る事しか

できないの

2007/02/14 (Wed)

[439] ×
詩人:香奈 [投票][編集]




約2〜3年間の付き合い


互いにもう二十歳超えて



互いにもう
絆で結ばれた者がいる


まともに会話すら
できなくて




好きだという気持ちも
すれ違い




往復約2000円



語りかければ
1、2ヶ月




そんな私には
君に何ができるだろう




縮まない距離と
聞き取りにくい声


経歴が伸びる事は
容易ではない



2006/10/23 (Mon)

[438] 自虐的行為=安堵
詩人:香奈 [投票][編集]

飲み込んで
飲み込んで



苦しくなったら
吐き出して
書き消す


自らの躯に
刻まれた


醜い傷



そんな行き急ぐ事も
なかろうに




あぁ駄目なの
ソレをしないと
いけないの


醜い傷が
薄れた時


発狂して
腿に爪をたて
書きなぐる

2006/10/23 (Mon)

[437] ここではないどこかへ
詩人:香奈 [投票][編集]

堅いものに
体当たりして
砕けるような
そんな痛みが
欲しいと思った


手首を切るのは
怖いから
首でも
絞めてみようかと
思った


お風呂に浸かりながら
息を吸って顔を
お湯に埋めた

何秒息を止められるか

いっそこのまま
息絶えるまで
埋めてみようか



昔は良く死にたいと願った
だけど今は
願いでは無く
それが
当たり前に
なっている


生きたいとも思わないのに
何故生きなきゃ
いけないんだろうか


今ここで息をしてる自分が腹立たしい


悪いけれど
「貴女が死んで悲しむ人がいるよ」
だなんて言われたって

ちっとも躊躇しない


だからなんなの

あたしは
苦しいままじゃない


あたしはいつも願うの

遠いどこかへ
誰もいないどこかへ
自分で自分を暖めて
原形をとどめない
誰かと
愛し合って消えたい


眠る事が一番の幸せ
聞こえないふりをして
誰かの声を聞く


ねぇそのまま
キスするつもりで
息を止めて

生きたいとも思わないのに
生きていたくないから


2006/10/22 (Sun)

[436] 頑丈な壁
詩人:香奈 [投票][編集]



支えたい
支えられない



貴方は今日も
また
辛い一日ですか


明日はどう見えてるの


あたしは君の
反対の顔は見えません


向こうを向いてる時


何を思っているの




振り向いて答えて
涙流して
あたしに見せて



ちっとも泣かない
貴方がとても憎らしい


慰める事は
手慣れた方

けれど

貴方はそれを
振りはらうのが
お得意様



この手を
どう延ばせば
よいのか


振りはらわれて
あたしは傷つく
手をのばせば
あたしは傷つく
わからなくて
あたしは涙



支えたい
支えられない
愛しいのに伝わらない

2006/10/18 (Wed)
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