| 詩人：香奈 | ［投票］［編集］ |
めったに来ない
都会の駅ビル
並べられてる
帽子手にとって
鏡覗きこんで
にらめっこ
いや、お前は
なんでも似合うよ
うん。いや、ほんと
あっ!ちょっ…
それいい!
白のモコモコ!!
『可愛いなぁ』
って
思わず声に出た
『え？』
って
返した君
いや…
なんでもない
赤面した顔を
深く帽子かぶって隠す
帽子っていいよね…
うん。いや、ほんと
| 詩人：香奈 | ［投票］［編集］ |
もっと長く
一緒にいたい
たったそれだけの事よ？
卒業しても
また会いたい
思う事は
普通でしょう？
なのに
どうしてそれが
出来ないの？
声に出しても
伝わらない
どうすれば
何をすれば
あなた分かってくれるの？
相手の気持ちを自分にあてはめて
物事を考えた事ある？
あなたが
そうされたら
さびしいでしょう？
悲しいでしょう？
あたし達を捨てて良いモノだとするなら
捨てられたほうは
どうしたらいいの？
言いたいけれど
言えない
だってこれは
ただの我が儘
そう分かってるから
言えないのよ…
| 詩人：香奈 | ［投票］［編集］ |
『学校で会えるからいいじゃん』
そうじゃねぇんだよ!!
メール送ったら
気付いた時点で
送り返せよっっ!!
『会えるから』
じゃねぇよ!!
席離れちゃったから
授業中どうせ話せないじゃんか!
休み時間になった頃じゃ遅いの!
つうかむしろ休み時間になったって
こっち来ないでしょ？
君が喜びそうな
着メロとかムービーとか手に入れたんだから
教室内じゃなくて
ベランダとか
行かなきゃ見せられないじゃないか!!
寒いだろうから
ベランダになんて来ないでしょ？
帰りはどうせすぐ帰っちゃうし!
「残る？」って聞いて
『何のために残るの？』
は正直ショックだよ!!
アンタ昔は毎日というぐらい
残ってお話ししてたじゃねーか!
最近だって
残る時あっただろーが!!
すいませんねぇ…!
なんか話ずれちゃって!
アンタが大好きだから
日々たまってく
イライラは多々あるんだコノヤロー!!
とにかく
まずは
メール返せー――
щ(゜Д゜щ)!!
| 詩人：香奈 | ［投票］［編集］ |
最近
どうしたんだってぐらい
詩が書けない
浮かばない
詩として使いたい
言葉は時々浮かぶけどね
だって
なんか頭ん中を
邪魔するんだよ
君に
会いたい
会いたい
って…
どんな綺麗な言葉で
君への想いを書いても
納得できやしない
ただ会いたい
会いたい
今の僕の頭の中は
それだけ
| 詩人：香奈 | ［投票］［編集］ |
昨日
最初に会ったのは君
…おはよう
確か
一昨日の朝も最初に会ったのは君
…おはよう
アレ？
その前も最初に会ったのは君だっけ？
アレ？…その前は？
え？…あれ…
今日も君!?
ちょっと!
出過ぎ!
今日も君の夢で
おはようだったよ…;
ちきしょうだよ(苦笑)
| 詩人：香奈 | ［投票］［編集］ |
見上げれば紅く染まった空
今日もまた
時が経っていく
『どうか
あの人を愛する事を許されたい』
人間になりたい
ただそれだけを
強く願った
悪魔と呼ばれる
漆黒の翼を持つモノ
その悪魔は
人間を愛した
紅い紅い涙を
頬に伝わせながら
漆黒の翼を千切り取る
人間からすれば
悪魔は恐れられる生き物
どうして許されない？どうすれば許される？
見上げれば紅く染まった空
『願いを叶えてあげましょうか？但しそれなりの対価が必要ですよ…』
魔法使いは
そう言った
『こんな姿から
憧れていた人間になれるのなら…』
悪魔は答えた
悪魔は魔法使いによって
人間と化した
条件として
対価を払い
『あなたが望んだ事は叶っている』
えぇ
そうね
愛する心は
永遠だもの
見上げれば紅く染まった空
何も見えないわ
何も聞こえないわ
何も喋れないわ
あぁでもいいの
愛してるわ
ずっと愛してるわ
| 詩人：香奈 | ［投票］［編集］ |
伝えたいのに
伝えられない
言いたいのに
言葉が出ない
目の前に
今
目の前に
いる
今なら
伝えようと思えば
伝えられる
言おうと思えば
言える…
普通の話題話すけど
足りなくて
違うんだ
こんな事を話したいんじゃない
今
目の前にいるのに
目線
合って話ししてる
今なら…
今なら…
今？いや…駄目
言っちゃ駄目だ
言っちゃ駄目なんだよ
声に出しちゃ駄目だ
伝えちゃ…駄目だ…
『重い』って
言われる
『いい加減ウザイ』
って思われる
嫌われちゃう
嫌われちゃう…
目の前に…
今…
いるのに…
喉の奥でつまって…
だって
私たちは
同じモノだから…