詩人:香奈 | [投票][編集] |
誰かの歌(詩)に共感した事を思い出した
それは
想いが伝わらぬまま
別れてしまう
恋の歌
もしかすると
あの歌はあたしの未来の歌だったかもしれない
あたしも近い未来にあの歌を歌うのかもしれない
そう思うと悲しくて
何も見えなくなる…
だけど
君への想いは
君への歌は
決して
崩れることなく
止まることはなく
あたしの中でずっと生き続けると思う
この歌は君に届かないかもしれない
だけど
お願い
歌わせて
君に届かなくても
あたしの中で
ずっと
ずっと
ながれ続けるから
詩人:香奈 | [投票][編集] |
あたし君がいないとダメなんだね…
だってこの前…
あたし死んでた
まともに笑顔も作れなくて
下向いて
涙が出そうで
何度
身を投げようと思ったことか
何度も
何度も
笑ってる人を見るだけで
勝手ににらんで
小さな子供に手をやく母親を見ては
何度
死の言葉を囁いたものか
やけに静かすぎる夜空を見上げては
この無音とともに
存在すら消えて
流れる涙も無いまま消えたいと
願ったものか
君の一言で
こんなにも変われる自分がいるだなんて
あたし君がいないとダメなんだ…
詩人:香奈 | [投票][編集] |
こんな事になるのなら
出会わなければ良かっただなんて
好きにならなければよかっただなんて
一番思いたくないのに
自分が弱くて…
だなんて落ち込んでいる暇があるなら
今できる最大限のことをやればいいのに…
分かってるのに…
ごめんね…
支えてくれる友達に何て謝ればいいのか…
分からなくてさ…
だけど君を失いたくなくて
もがく自分
…死んじゃえばいいのに
自己嫌悪で吐きそう
君に近づく人が嫌いで
自分の醜い心が顔をだして…
吐きそう
こんな醜い自分
死んじゃえばいいのに…
詩人:香奈 | [投票][編集] |
まだ咲かないツボミ
ごめんね
水をあげたくても
あたしは長い間放置され汚く
汚れてしまったジョウロ
水をあげて
ツボミを開花させたいのに
中に入っている水を
「汚れているかも…」
かける勇気もなく
水はたまって破裂寸前
「自分は汚いから…」
でも分からないよね
もしかしたら汚いのはジョウロだけで
中の水はキレイなのかもしれないのにね
詩人:香奈 | [投票][編集] |
少しずつ
焦らず
前へ歩け!
俺が行く路にてめぇ(妨害者)がいるから
踏みつぶして
蹴りとばして
前へ歩く!
俺の行く路にてめぇがいたら
容赦無しにブッ潰す!
邪魔はさせねぇ!
また前へ進んでやるよ!
新学期早々
話しかけようにも
君の周りに立ちふさがる
壁
壁
壁
壁
あ゛ー!!
もどかしい気持ち
あ゛ー!!
うざってぇ!!
少しずつ
焦らず
前へ歩け!
俺が行く路にてめぇ(妨害者)がいるから
踏みつぶして
蹴りとばして
前へ歩く!
俺の行く路にてめぇがいたら
容赦無しにブッ潰す!
今に見てろよ!妨害者!!
詩人:香奈 | [投票][編集] |
突然僕は君の前から姿を消した
ごめんよ…伝えられなくて
僕を愛してくれた君の手はとても暖かくて
触れる度に
感じあう度に
傍にいるということを嬉しく思っていた
あぁ…泣かないでおくれ
君の頬を流れる涙を拭いたくても
手が届かないんだ…
あぁ…泣かないでおくれ
君の頭を撫でてあげたくても
上手く手があがらないんだ
笑っておくれ
笑っておくれ
君の笑顔が好きなんだ
「あたし…頑張るからね」
乱暴に涙を拭って言った君
君の暖かい手で…
僕の冷たくなった手を握って言った言葉…
詩人:香奈 | [投票][編集] |
また湧き出てきてしまった禁断症状
だってあまりにも君がわからずやで…
お腹が痛いよ
なにが不満?
なにが納得いかない?
何で?
あたしじゃ君になにもできないの?
…また湧き出てきてしまった禁断症状
詩人:香奈 | [投票][編集] |
皆があたし好きです
優しさがとても身にしみて
嬉しい…
これから過ごしていく分
あたしの嫌な所がぽつぽつ出てくると思います
その時は遠慮なく怒ってください
嫌な事があったら言ってください
別に哀れに思ってほしいわけじゃなくて
ただもう嫌われるのが嫌なんです…
皆だれしも嫌われる事なんて望んでいないのわかります
だけど本当に皆に嫌われたくないんです
嫌な事があったら言ってください
直しますから
気をつけますから
もう誰も嫌いにならないでください
ごめんなさい
あたしはこんな人間です…
詩人:香奈 | [投票][編集] |
この世に生をうけたことに
疑問を持つ
醜いアヒルの子
皆が集まる場所へ訪れた
「近寄るんじゃない!」
「醜さがうつる!」
煙たがられ
嫌がられ
傷が深みを増し
醜いアヒルの子は足場さえ不安定
水面に移る自分にさえ目を塞ぎ
暗闇に身を暖める
闇の中に見える鏡に
温もり求め
癒やし求め
光すら見えない
見ようとしない醜いアヒルの子
時より現れた唯一の光
光を見るには眩しすぎて目が潰れる
だけど目を開けることを止めようとはしない
自ら灰になることを決め
足を早め
光を追い求め
力つき
ようやく暖かい腕の中へ…