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姫宮ららの部屋  〜 新着順表示 〜


[135] 無題
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きみに触れようと
伸ばした指先が
また空を掴んだ

2013/10/20 (Sun)

[134] わたし以外
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わたし以外見ないでください

わたし以外考えないでください

わたし以外喋らないでください

そんなこと、

言えない。

2013/10/20 (Sun)

[133] そうやって
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そうやってまた、
勘違いするようなこと言って

そうやってまた、
わたしの夢にまで現れて

そうやってまた、

そうやってまた、


 

2013/10/20 (Sun)

[132] 片思う
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きみの中にわたしはいないのに

わたしの中はきみで溢れてる


 

2012/12/23 (Sun)

[131] 一週間
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すきだと自覚して

一日たって

すきだと呟いて

二日たって

すきがふくらんで

三日たって

すきが積もって

四日たって

すきが重くなって

五日たって

すきを隠して

六日たって

そして

とうとう七日たって

すきがあふれて


すきがあふれて



 

2012/12/12 (Wed)

[128] 冬の夜のうた
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濃紺の空

星が散りばめられて

ひやりと冷たい

澄んだ冬の空気が

ふと吐いたため息を

白く染めた


冷たい指先を

空に伸ばしてみるの

天高くに光る星に

届かない君を重ねて


頬を伝うのは

きっと見えない涙

からっぽのこころを

じわりと濡らしていくの


寂しい冬の夜には

空を見上げて

きっとなにかが

満たされるの



 

2011/12/01 (Thu)

[127] 椿
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ぽとり、

椿の花が落ちた

ぼくの目の前で

もとの形を保ったまま

最期の時まで

美しく

凛として

儚く

それでいて強かに

咲き誇る笑顔のままで

彼女は散った


 

2011/11/01 (Tue)

[122] 女の子
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あたしが

可愛くなりたいって思うのは

きみが好きだからよ


女の子ってみんなそうなの

好きなひとに

「可愛い」って言われたくて

そのためだけに

一生懸命になれるのよ


まるで魔法にかけられたみたいにね



 

2011/10/12 (Wed)

[119] 儚い恋
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触れたら
消えてしまいそうで
怖いの


触れたら
もう逢えないと知って
怖いの


触れたら
儚く散ってしまうから
怖いの


あなたに
逢いたくて
触れたくて


でも私
無力だった
臆病だった



抱き締めたい
あなたの体温ごと
抱き締めたい
あなたのこころまで




 

2011/10/11 (Tue)

[117] 利己主義
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君の意見を全て尊重することはできない


君が死にたいって言っても
僕は君を無理にでも生かすよ

君が泣きたいって言っても
僕は君を笑わせようとするし

一人がいいって言ったって
僕はずっと君の傍にいるから


つまりは君のためじゃない
僕が君を愛するのは
全部僕のエゴなの
君のために君を護るわけじゃない
全部僕のためなんだ

だから君は
僕のために生きればいい
僕のために笑えばいい
僕のためにずっと傍にいろよ

死にたいなんて
泣きたいなんて
一人になりたいなんて
そんなの僕が存在する限り無理さ


ああ なんて僕は自分勝手なんだろうね




 

2012/12/12 (Wed)
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