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姫宮ららの部屋


[127] 椿
詩人:姫宮らら [投票][得票][編集]



ぽとり、

椿の花が落ちた

ぼくの目の前で

もとの形を保ったまま

最期の時まで

美しく

凛として

儚く

それでいて強かに

咲き誇る笑顔のままで

彼女は散った


 

2011/11/01 (Tue)

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