詩人:林檎飴 | [投票][編集] |
毎晩
ビル街を眺めて唄ってる
星はどこに消えたの?
誰が隠したの?
この街に この空に
何があるのだろう
人は何を信じて
東京(ここ)に集うだろう
夢を叶えましたか?
もがいて 足掻いて
掴みたいの
空に手を伸ばした
詩人:林檎飴 | [投票][編集] |
決まりなんて知らないよ
何処でも習わなかった
型にハマる人生なんて
楽しくないじゃない?
レールの上を歩くより
サーカスみたいに綱渡り
見下されるより
見下せ
怒鳴られる前に
怒鳴り散らせ
邪魔されるくらいなら
邪魔をしろ
誰もアタシの行く手を
阻ませない
Going my way.
Don't stop.
詩人:林檎飴 | [投票][編集] |
住み慣れた dusty city
ゴミ箱の中はぐちゃぐちゃで
アタシの頭のみたいね
って
笑えてきた
どうせなら
鳥のように 翼広げ
自由に空へ 飛び出してみたい
behind sky! sing a song!
アコガレのそのまた向こう
behind sky! sing a song!
空を飛ぶように唄いたい
詩人:林檎飴 | [投票][編集] |
君が隣にいれば
すべて きっと
夏の太陽にさらされる
ヒマワリみたいな笑顔をあげる
バイクに乗っかって
リズム刻んで
乱暴な風にしがみつく
昨日までの迷いはいらない
詩人:林檎飴 | [投票][編集] |
確かに見たんだ
狭い四畳半の部屋の隅
確かに見たんだ
真っ赤な眼をした子猫ちゃん
手を伸ばせば喉の奥で鳴く
折れそうな細い身体を抱き締めた
独りじゃ生きていけないんだろう
お互い様じゃないか
だからせめて朝が来るまで此処に居てくれよ
夜は暗いよ
独りじゃ何も出来やしないんだろう
お互い様じゃないか
差し出された手を掴んだのは
君じゃなくて…
確かに居たんだ
部屋に敷かれた布団の上
手を伸ばせば届くと思っていたのに
小さな温もりは何処へ行った?
独りじゃ生きていけないんだろう
お互い様じゃないか
せめてこの曲が出来るまで居て欲しかった
意義がなくなる
独りじゃ何も出来やしないんだろう
お互い様じゃないか
弱さに差し出した手は
僕のじゃなくて…
独りじゃ生きていけないのさ
寂しすぎて
独りじゃ何も出来やしないのさ
情けないだろう
独りじゃ生きていけないんだろう
お互い様じゃないか
独りじゃ何も出来やしないんだろう
お互い様じゃないか
差し出された手を掴んだのは
君じゃなくて……
詩人:林檎飴 | [投票][編集] |
割れた鏡に映るのが
罅割れた僕の心なら
この真新しい鏡が映すのは
遠からず君の心なんだろう
キレイゴトで塗り固められた君の君にとっての真実は
僕の僕にとっての偽りで
君の善意は僕にとっての偽善になる
君の安らぎは僕の痛み。
わかっていてそれでも微温湯に浸かっている僕は狡い
ポケットから水溜まりに飛び込んだ新しい鏡
砕けて僕の足下に戯れた
空と足下の月はいつもより眩しかった。
詩人:林檎飴 | [投票][編集] |
水の戯れ止まることなく
流れ流され流れゆく
上寿を遂げし緑には
新しき命が覆いけり
尽きぬ水の交わりを
尽きぬ緑の重なりを
止めぬように
止めぬようにと
この奥入瀬の命を。
総ての水と緑を。