詩人:そほと | [投票][編集] |
詞・曲 そほと
べ〜ちゃん べ〜ちゃん
天使の寝顔のべ〜ちゃん
べ〜ちゃん べ〜ちゃん
どんな夢を見ているのかな
むにゅむにゅおくちはおっぱいを
飲んでる夢見ているのでしょう
べ〜ちゃん べ〜ちゃん
歩くのにがてなべ〜ちゃん
べ〜ちゃん べ〜ちゃん
高速ハイハイすごいです
ぴくぴくあんよは草原で
おにごっこしているつもりでしょう
べ〜ちゃん べ〜ちゃん
赤ちゃんフェレットべ〜ちゃん
べ〜ちゃん べ〜ちゃん
どんな顔をして寝てるかな
大きなお口であくびして
のどちんこ見えちゃうはずかしいぞ
べ〜ちゃん べ〜ちゃん
赤ちゃんフェレットべ〜ちゃん
べ〜ちゃん べ〜ちゃん
どんな顔をして寝てるかな
ひくひくお鼻でハナちょうちん
安心しきっているんだね
べ〜ちゃん べ〜ちゃん
天使の寝顔のべ〜ちゃん
べ〜ちゃん べ〜ちゃん
どんな夢を見ているのかな
詩人:そほと | [投票][編集] |
チュン太のハテナ?
詞・曲 そほと
チュン太ったらチュン太 天真爛漫水遊び
机の上は水びたし お母さんは大慌て
小首かしげてチュン太はハ・テ・ナ?
チュン太ったらチュン太 天真爛漫砂遊び
お部屋の中は砂だらけ お母さんは大さわぎ
小首かしげてチュン太はハ・テ・ナ?
チュン太ったらチュン太 大好物は玉子焼き
まちちきれなくて肩の上 お母さんの肩の上
なにしに来たのか忘れてハ・テ・ナ?
チュン太ったらチュン太 大すきなのはお母さん
大いそがしのお母さん いつでも遊んでちょうだいな
遊んでくれなきゃチュン太はハ・テ・ナ?
詩人:そほと | [投票][編集] |
公文書
喘息の僕はそれを読むだけで死にそうになる
文章は
作者の呼吸が句読点に現れる
役所の文章が堅っ苦しいのは
隙を突かれちゃいけない
揚げ足を取られちゃいけないと
息を詰めて書いてるからだろう
詩人:そほと | [投票][編集] |
ボク達は一杯間違って来たんだ
そしてこれからも一杯間違って行くんだ
でもそれは勘違いが原因で
F分の1揺らいでばかりではいられないから
どうしようも無かったんだし
F分の1揺らいで居る時でさえ病気になったり
獣にかじられたりしてきたんだから
どうしようもなかったんだし
死ぬ事が恐いのは
膨大な過去世の記憶が
生まれて急速に発達する現在意識の
下敷きになってしまうので
なってしまうので
それでも命日になれば判るんだ
けっこう頑張ったよなって判るんだ
命日
体を脱いで命だけになった日
命を失った日ではない
詩人:そほと | [投票][編集] |
花が咲いたよ
土に染みこんだ栄養素と
空より降り注ぐ光と水と
死んで居なくなってしまったので
哀しむ以外にどうしようもなかった冬だよ
低い雲に閉じ込められ
重い雪に押しつぶされ
居なくなってしまったので
哀しむ以外にどうしようもなかった冬だよ
ボクが学校帰りに草花を摘んで帰ると
喜んでくれる母だったよ
詩人:そほと | [投票][編集] |
雨あがりの虹から
こぼれ落ちてくる宝物を
ハートにいっぱい
つめこんじゃうんだ
その宝物はね
ちっともおもたくないの
つめこめば つめこむほど
か〜るくなっちゃうんだ
だから
いっぱいいっぱいつめこんで
ふわあっとお空にまいあがって
虹のうえに腰かけるのさ
詩人:そほと | [投票][編集] |
詩・曲 そほと
おいら
死んじゃうんだ
やっと生まれた
ばかりでさ
おいら
死んじゃうんだ
たった一度
抱かれたっきりでさ
あったかなおかあちゃんの
お腹の中から生まれて
冷たい四角い箱の中で
死んじゃうんだ
誰が悪いと言わないけれど
新聞紙やら
ビニールの風呂敷やらで
ぐるぐる巻きにされて
買い物袋に入れられて
汚いゴミでも捨てるように
おいら
死んじゃうんだ
やっと生まれた
ばかりでさ
おいら
死んじゃうんだ
たった一度
抱かれたっきりでさ
誰をうらんで
死ねば
いいのやら
おいら
死んじゃうんだ
名前も付けて
もらえずにさ
おいら
死んじゃうんだ
百円死刑場でさ
まだ手も開かぬうちに
まだ目も開かないうちに
お乳の味さえも 知らないままで
死んじゃうんだ
誰が悪いと言わないけれど
おへそが切れてしまえば
もう他人なんだね
いずれそのうちおいらが
新聞紙上をにぎわす時
おかあちゃん 泣いてくれるかな
おいら
死んじゃうんだ
名前も付けて
もらえずにさ
おいら
死んじゃうんだ
百円死刑場でさ