詩人:soul | [投票][編集] |
いつでもそう
在るべきモノだけを見
無いモノから
目を反らし
手に入らぬモノは
偶像と
見えるモノこそ
真実と
多くの人は知らぬでしょう
少しの人は気づいているのでしょう
捜し求めるのも
良いでしょう
決して
見つかりはしないでしょう
地の果ては
音の無い場所
ここには
モノが溢れていて
でも
これは
真実では無くて
ただ
人はごまかしながら
それを真実と言い
目の前の偶像と
真実とを重ねる
捜し求めるのも
良いでしょう
ただ
単に
手を伸ばしても
届かないでしょう
ただ
そこに本物の
ココロが在るなら
届くのでしょう
あなたに
分かるでしょうか?
そのモノは偶像で
そのココロこそ
真実と
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今一つの火が消え
今一つの火がつきました
今日も消えゆく多くの声と生まれゆく多くの声が聞こえました
その大半の声は
望んで消えたわけではなく
不条理な世に消されていきました
僕らは消えないでしょう
当たり障りのない
下らない生き方で
それとなく
知らぬ間に消える
誰も覚えてないでしょう
勝手な人間の思い違いで消えてしまった
多くの声を
今日もまた一つ声が
消え
生まれてきました
その時あなたは
また繰り返しますか?
それとも
改めますか?
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今まで幾つもの出会いがありました
それ以上の別れもありました
失くした物もありました
でも
それ以上に手に入れた物もあって
生きるということは
常に矛盾で
悲しいと
嬉しいが
いつも居る事も知りました
そんな矛盾の中
強く生きている人も居ました
嘆く人も居ました
別に誰を否定するわけでも無く
ただ
自分は強く生きようと思い
強がりもしました
きっと気づいているだろう
知らぬふりしても
それらは脆く崩れさる物と知りながら
せめて
消えるまでに痕跡を残そうと
人々は
日々生きる事
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ありきたり砂時計
逆さにして五分
それが現実だった
ありきたり砂時計
また逆さにして五分
その世界では自由
僕は笑う
ありきたりな砂時計
割れた
世界は止まった
僕は仮想世界に戻った
君は笑う
そこは明るかった
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空が割れた
確かに
ただ羽もなく
飛べない僕は
何も出来ずに
ただ見上げるだけで
それを見た
空の者は笑っていた
海が光るのが見えた
確かに
ただ泳ぐ術を知らぬ僕は
何も出来ずに
ただのぞき込むだけで
それを見た
海の者は哀れみを
僕は
ただ
それが当たり前だと決めつけて
諦めて
結局は何もしない
他人は「頑張れ」なんて言うけど
結局は何もしない
そんなもんさ
もしかしたら
気分次第で変わるかもな
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空青く
遠く望めば
世界の割れる音がした
ついさっきの事さ
もうどうでも良いんだけど
何かに執着してたわけでもない
とりあえずは無関心
別に何をするでもなく
別に何かを探していたいわけでもない
ただ一人
ゆっくりと
世界を
見ていたいだけさ
それだけさ
とりあえずは無関心
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あの時から僕は
僕を失った
というか捨てた
世界は変わった
良くも悪くも
何故かなんて
そこに理由は
見つからないだろう
ただ
どっかで間違ってたのは確かかな
悲観
苦痛
後悔
今は
この最高に最低な気分を吐き出したいだけなのです
今すぐにでも
この最高に愚かな僕を消ししまいたいだけなのです
出来るなら
全てを
リセットして
世界を失くしたいのです
別に好きでやってるわけじゃないよ
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行く先を決める上
そこには重大な決意
そして覚悟があるという
それは正しいのかもしれない
よくは分からないけど
確か誰かが言ってた気がする
でも関係なくて
ただ常識どうりにはなりたくなく
別に強くもなく
この
少し軽めな意志を持って
僕は行くのでしょう
事が重大とはいえ
止まりたくはないのです
ただ単純に前へ進んでいたいだけなのです
この
少し軽めな
意志を持って
次の場所へ
僕は少し
前へ
前へ
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一瞬の煌めき
一瞬の後悔
一瞬の祈願
一瞬の落胆
一瞬の暗闇
一瞬の喪失感
幾度となく繰り返されてきた
昔から何度も
瞬く間に過ぎて
見過ごされがちな
有り触れた
この時を受け
この時を喜び
この時を生きる
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別に遠回りするのは無駄ではない
好きで遠回ったわけでもないけど
その分は色々見てきたし
そんな結果オーライな僕の言い訳
もっと賢い生き方がしたかった
ほんとは
多分無理な話
遠回りしかできないし
まぁそれも良いかな
なんて
結果オーライな僕だけど
少しでも君たちに変化を与えられたなら
それは
すごく嬉しいことで
何も残らないよりは
マシかな
なんて
結果オーライな僕は
最高の楽観主義を持って
無茶な夢語って
さんざん遠回りしてます
今も
まっすぐに生きられない人間ですから