詩人:soul | [投票][編集] |
いつだか見た夢も
いつだか聴いた声も
気付いたら見失った
いつだか見た景色も
いつだか描いた絵も
いつの間にか色あせた
いつだか考えてた常識も結論も
気付いたらどうでも良くなった
ただ単純に
楽しいだとか
悲しいだとか
立ち返ってみれば
ほんと軽いもんで
否定はしないけど
ここからは躰一つ
生きる事を選んだ僕は
本心、本音さらけ出し
本物を探して歩くだろう
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ふと思い出した
昔の出来事
不思議と悲しくなって
いつの間にか泣いていたのは
昨日のこと
永遠はあるはず無い
分かっていた
ただ
信じていたかっただけ
ふと思い出した
昔の出来事
確かにそこには笑顔があって
確かにこの手に残っていて
でも幻にすぎない思い出は
悲しいだけ
続く事を願っていた
結局は終わるけど
願い続けていたいだけ
笑われるかもしれないけど
願い続けていたいだけ
ずっと
忘れてしまうまでは
ずっと
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月は雲に隠れて
風の音と時間だけが流れて
繋いだ思いはたやすく解れて
この足元さえ見失う
人の弱さを知り
自らの奢りを思い知る
見ていたのはいつも足元
つまりは俯き顔
繋がる道さえ踏み外しそうになり
道ばたの名無し草に救われて
人の小ささを知り
人の弱さを知り
自らの奢りと知り
自らの位置を知る
見つけたのは自分自身
いつかの景色
見渡してみると
進んだ距離を知り
風の色を見
鮮やかさを知り
感情を覚える
見つけたのは行き先
気づいたのは夜が明けた事
空の広さを知る
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そこには何がある?
まだ先は見えてこないけど
僕が手に得た物は何?
君には何か与えられたっけ?
何も思い出せないけど
ここには何がある?
まだ足元もおぼつかないけどさ
欲張っても見つからないのは知ってる
進まないといけないって事も
まだ先は見えないよ
目的地さえもまだ
でも
進みたいと思ってる
多分とりあえず今は
進まないと
少しの深呼吸で心整えて
今
荷物持った
時計持った
地図持った
感情忘れた
感覚薄れた
思い出失くした
でもとりあえずは
進まないと
とりあえず今は
グッバイ
マイガール
そこに
愛は無いよ
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何本か広がる道
何処に繋がるかは知らん
右に行っても左に行っても踏み外しても
確かなのは戻れない事
踏み出した瞬間
振り向くことさえ出来ず
残ったのは虚無感
それが失敗かも分からん
前しか見れんし
とりあえずまぁ不安定
留まることは無い
何本か広がる道
今日も右往左往
気づいたら多分明日も
とりあえずまぁ
結局はいつまでも堂々巡りと言うわけで
始まりも終わりはないと
締まらん話
オチは無い
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気づいた時
舞い上がった
それ
その木々のような自然美にヤラレタ僕は
うつろいながらも笑顔
その空みたいな色彩も
風のような気まぐれも
ほんと
当たり前のようで
僕には持ち得なかった
ほんと
ごく当たり前のようで
忘れてたよ
今さっき
その波のような自然美にヤラレタ僕は
うつろいながらも笑顔
甘美な迷い
気づいた時
舞い上がった
それ
気づいたなら
舞い上がって
空
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見えてたよ
本当は
反らしていただけ
感情は隠して
忍んだだけだ
結局のところ
それに意味も意義も無かったんだ
自己も価値さえも
見えてたんだ
本当は
貴方のその
確実性を潜めた激情を
青い憂いを帯びた
この眼で
確かに
結局のところ
傍観者気取り
意味も意義も
自己も価値も
隠して
消した素振りを
見せただけ
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感情だとか
抜きに
感性だとか
無しに
客観的にも
主観的にも
見えてくるのは
そういう類の問い
嘘で
知って
助かって
傷ついた
結局いつまでも
同じで
正解も
間違いも無い
変わり続ける答え
否定
嘘ついた
傷ついた
隠した
仮定
助かった
解りかけて
流れた
肯定
剥がれた
気づいた
傷ついた
報われた?
また流れた
流れた
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眩しい陽を見ている
面倒でカーテンは閉め忘れたまま
時折
純粋は無いと
此処に愛は無いと
言い聞かせながら
さあ?
なんて
そっけなく自問自答
やけに爽やかな風
虚ろな目で見た陽
妙に明るすぎる光
無利益な感情と
無機質に進む秒針
無理矢理な平常心
開いたカーテンは
面倒でそれなり
目は覚ましたつもりで
もう
此処に愛は無いと言う
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温度を持たん感情
冷ややかなせせら笑い
意味を持たん正義感
正直
無機質すぎる程に
廻り続けている
廻り続けている
温度差のない表情
下らん大衆娯楽
溢れてる偽善心
正直
無機質すぎる程に
流れ続けている
流れ続けている
流されている
気づけない
ずっと多分
劣等感
虚無感
焦燥感
忘れかけ
感情論
正義感
犠牲心
無くしかけ
機械的サイクル
無機的リズム
今日もまた同じ
寝て覚めて
寝て覚めて
人行き交う大通り
不条理さを説いてた
問われても
分かるはずもない
結局のとこ
彼の主観的意見だ
俺には分からんかった
流れているのか
上っているのか
下っているのか
流されているのか
廻り続けているのか
分からん自分に呆れ果てて
酷くうなだれて
寝て覚めて
結局のとこ
今日もまた終わっていって
機械的サイクル
無機的リズム
繰り返し
繰り返し
メトロノームの様
流されている
廻り続けている
流されている
廻り続けている
無機的リズム
まだ廻り続けている?