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感情は宙を舞った
それを見て君は
嬉しそうに笑ってた
確かに此処には
僅かながら色づいた想いが流れていた
吸い込まれそうになる
まるで青ざめたかの様な空の感じ
浮遊感の中
ただ気紛れに僕は笑ってた事
確かに此処には
僅かながら色づいた季節が通り過ぎていた
そんな気がしたんだ
僅かに
確かに感じる
まるで空からの力の様な重力を
踏みしめて進んでる
この感じ
幻想と現実との間
それを見て君は笑ってた事
僅かに色づいた想いと
僅かに色づいた季節が通り過ぎていた事
感情は宙を待った
確かに
全てに僅かながら色づいた
新しい風が流れていた
また
幻想と現実との間を
ふわり
感情は宙を舞った
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本日快晴
もうどうしようもないくらい青い
蒼すぎる青は限りなく
何処か虚無感漂い
哀愁めいた表情で
まるで人々の行く末を見据えているかのよう
何が必要で不必要なのか見えない時
意味を無くしたときに気付いた事は
浮遊浮遊
流れていたいんだ今は
可もなく不可もなく
ただただ
吹かれるまま流れて
ありのままの
この世界を見ていたい
本日快晴
もうどうしようもないくらいでかい
包まれているかの様
そこには優しさがあり
とても温い
そして
その憂いを帯びた瞳は
まるで人々の行く末を見据えているかのよう
気付いていたんだ
きっと
直情的な感情論
一気に加速し始めて
伝う伝う
僕から君へと
否応無しに
ただただ
この風景この感情
限り無い感動
この世界を見ていたい
いずれ僕等は歳をとっていって
世界は変わっていくだろう
諸行は無情に流れている
この空の表情
僕等の表情が
虚無感と優しさ
伝う感情が
今繋がった
見えるかい?
感情が廻ってく
分かるかい?
季節は巡ってく
一周したなら
脈拍が加速していく
浮遊浮遊
流れていたいんだ今は
可もなく不可もなく
ただただ
吹かれるまま流れて
ありのままの
この世界で
この小さな僕は
足跡残していく
伝えたいんだ
僕から君へと
否応無しに
ただただ
この風景この感情
限り無い感動
この空の青果てしない
心のメッキは剥がして
ありのままの僕で
この世界を見ていたい
この世界で生きていきたい
この感動を伝えたい
この風景を届けたい
届けたいんだ
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ああ
もうこんな日は
どうしようもない
流されるのもどうかと思うが
何だか
体内で鳴り響く
ステレオタイプな音で
空間が揺らぐ感じ
視界が眩む様な
何て言うか
それ位で丁度良い
交わり合う感情が
いとも容易く解けた瞬間
それを美化する感覚
無意識に普遍性に縋る自分を見た
こんな日は
どうしようもない
空間が揺らぐ
視界が眩む
そこに懐かしさを見た
何て言うか
無意識な
真っ白いこの感じ
これ位が丁度良い
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飛び出した
なけなしの偽善心をポケットに詰め込んで
頭の片隅のセピア色は置いてきた
後ろは無い
どこまでも続く感じ
不思議なくらい
体は軽い
人をすり抜けるように流れる時間
短針が一周したら
また明日と
無意識に溢れる言葉
目の前に広がる
ステレオサウンド
どこまでも続く感じ
誰もが同じ顔なのに
どうしよもない程カラフル
この映像美はスゴい
セピア色がよぎる
AMからPMへ
流れて流れて
短針が一周したら
また明日と
どこまでも続く感じ
空回り
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回想してみれば
何処からが始まりだったのか
何がしたいのか
今更分かるはずも無い
今は可も不可もなく
流れるままに
秒針に急かされながら
ただ歩き続けているだけで
その足取りはままならない
写真の中の人たちは色褪せて
感覚を無くして見た雨音は緑色に染まって
視界を遮る声は
まるでモザイク
感情を無くして見た世界はモノクロに変わった
白昼の月が輝いた
回想してみれば
何処までが現実で
何処からが空想なのか
今更
分かるはずも無い
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ああ冬が溶ける
もう誰かを想うこと等無いのでしょう
寂れた叙情詩は風に吹かれて宙を舞った
その景色はとても透明
人行き交う商店街
すれ違った人の顔さえ分からない
淀んだ空気に
やたら散りばめられた疑問符
いつだって嘆いてばかりの感情
プラスティックの雑貨はいつの間にか無くした
感傷的になった訳じゃない
理由などはない
いつになっても不確かな感じ
ああ冬が溶ける
もう誰かを想うこと等無いのでしょう
いつの間にか
寂れた叙情詩は忘れました
流線型の風吹いて
全部流れた
その景色は
限りなく透明
心を突き抜けた
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舞い上がる
僅かに色づいた一部分
生と死を共有
ここに人為的なものはない
気付いたら
見失って
在るのは残り香だけだった
咲き誇ったら
舞い散った
儚い感じ
一瞬の中に生きづいた世界
何より尊い
もうどうしようもなく
鮮やかな色彩美
咲き誇った坂道
笑い出す感情
咲き誇った景色
生き続ける色彩
緩やかな変化
当たり前には程遠い
歴史と感情
全てを包むかの様
咲き乱れては舞い
風と花
揺れた
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思えば
何処までも続く気がしたありきたりな例えなら
終わりの見えん一本道
未来は明るかったはずなんだ
多分
ありきたりな例えなら
スポットライトに照らされた舞台
確かに
あの時は動いていた
確かに目標は目前だと
考えてた
ありきたりな例えなら
ゴールを目の前にした冒険者
でも
今一度立ち返り
冷静になれば
その夢は
冷えきった厚い硝子越しにある事に
気付いた
視界は前だけ
足下の見えない
自分を知る
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夕日沈み
暮れなずむ駅に僕は立っている
綺麗な赤と黒並んで
小学生の笑い声響く
あの時見た物は
思い出せないけど
描き出された情景は
まるで水彩画
何色か何てどうでも良い位に
鮮やかで
ほんの少し世界が止まった
夕日沈み
暮れなずむ駅を僕は見ている
四角い視界は暗くて
対象的な明るい街灯が
やたら目に付く
あの時見た物は
ほとんど忘れたけど
あの残り香は
ここに置いていくよ
時間を進めるよ
僕を乗せて汽車は走る
感情全部乗せて走る
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片付けられない洗濯物
陽を向く植物
黄色い笑顔
絶えず鳴るスピーカー
鮮やかなままの写真
お気に入りの赤
壁のシャツ揺れて
四角い世界は緑と青
積み重なった雑誌
360°現実世界
鳥が笑う
風か吹き抜ける
木々が揺れて色が付く
素晴らしいグラデーション
秒針の音
耳を傾けながら
僕は此処にいる