ホーム > 詩人の部屋 > soulの部屋 > 夜明け

soulの部屋


[109] 夜明け
詩人:soul [投票][編集]

午後の日差しに急かされて
目覚める体内回路
流れ出す音楽聞き流す
僕は上のそら
混ざりきれないマーブルを見つめていた

西日が空から落ちる頃
始まる大衆娯楽
おどけた演者笑いながら
僕は上のそら
淀んだアルコール
見つめていた

繋がりを探して
また繰り返し

気付くこともなく
気付かれることもない
気に止めるわけでもなく
受け止めるわけでもなく

懇願するわけでもなく
嘆いたわけでもない
気に止めるわけでもなく
受け止めるわけでもなく

僕は上のそら
思考回路のどん底
夢の中から
次の世界へ

2004/06/26 (Sat)

前頁] [soulの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -