詩人:soul | [投票][編集] |
この霞んだ目が
確かに映した色彩
無抵抗な日々は
確かに続いていた
"つまらない"と
嘆く人の素振りや
誰かの価値観に
振り回されてる顔
矛盾と放つ
お決まりな行動や
愛を安売る
人々の陰
在るはずの明日に
希望をもたらしたのは
見えるはずの無い明日を
肯定したかったからだ
妄想の昨日を
思い出しながら
廻りだす
思考回路の裏側で
幻想の様な日常
見つめていた
現実の不確かさに
気付いていた
ただの明日という言葉
それに何の保証も無く
小さな枠の中で今も
自由など探して
ただそこに在る日々に
何の疑問も無く
ただここに居る自分に
何の躊躇いも無く
目の前の事でさえ
直視出来ないままで
在るはずと明日を
見つめていた