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soulの部屋


[222] 小春日和
詩人:soul [投票][編集]

朝に光が散らばった
まるで自分が溶ける様で
揺らぐ空気に触れていたくて
両腕広げて
この空を見上げるの

世界を洗い流した悲しみは
もうじき止むのさ
愛した空想はとうに色褪せたんだ

春の陽が包みこんだ
いくらかの思い出にも似た眠りの中
生に還元した種子は花となるのさ

透き通っては消えていくよ
穏やかな日

2005/03/10 (Thu)

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