詩人:soul | [投票][編集] |
例えば自分のツケを後回しにして
誰かに何かを説けるのだろうか
忘れた一日を思い出せなくて
ただ過ぎる夜に何を思うだろうか
誰かが言う愛はとうに息絶えて
手にしたものをいくつか落として
かすれた声はとうに途絶えて
通り過ぎた日常を少しずつ忘れて
それを当たり前として僕らは何処へ進むと言うのだろうか
気付くのが遅すぎた訳じゃない
何かの模範解答を信じたくはない
悲しみでよるが明けようとも
未来は今
目の前を見据えて行け
言葉は直に色褪せてって
手にした自由は自分で縛って
誰かにすがって正当化して
時代の叫びとタカをくくって
正義だの悪だの何を騒いでいるんだろう
誰かが言う愛はとうに息絶えて
手にしたものをいくつか落として
かすれた声はとうに途絶えて
通り過ぎた日常は少しずつ薄れて
それを当たり前として僕らは何処へ進むと言うのだろうか
その未来に何を見ているのだろうか