忘れた頃に見つかったのはいつだか僕が居た風景およそ30分の物語世界はまた今日が始まったモノクロフィルムを抜け出して響き渡る水の音輝いて限りなく透明この手ですくい上げた溶け出した色彩で想像を塗ったくった緑色の雨音に合わせて聞こえたのは乾いた歌声どこまでも自由な事を知っていたもう少しで朝が来るよ若葉の隙間捕えられない眩しい白確か僕は目を閉じて熱を感じていた
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