詩人:soul | [投票][編集] |
たかが何万の欲望を
時代の声って叫んで
それが正義だって
画面の向こうでは腐敗したメロディが流れてる
嘘だらけの世界に慣れたって
泣いているのは何故?
祈った風な顏して
作り上げた虚像の希望を目指すって
電波塔のてっぺんから今日も悲しみが降り注いでいるよ
無関心を全身に巻き付けて
泣いているのは何故?
教え込まれた現実なんて
実の所全然違って
歴史にしがみついたって
何も無いだろう?
世界平和を問われて
地球儀を割った
確固な信念は容易く揺れて
揺れて
揺れて
世情の流れに任せて
分かったふりをしながら
色は褪せていくよ
嘘で嘘を固めながら誰かを傷付けても笑っていたいんだ
名を刺して自分だと知って
泣いているのは何故?
もう見えないあなたに明日を送るから