春だった色とりどりの風柔らかい陽の中で 空中浮遊地上5cmを緩やかに滑走しながら空から溶け出した色彩と混ざりあって私がもとどおりになっていったそんな夢を見たのかどうかも もう忘れかけていたのだが寝ぼけ眼でふと見上げれば君の目の中に映る風景はまぎれもなく春だった
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