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soulの部屋


[285] 未定
詩人:soul [投票][編集]

忘れた
なんて嘘だろう
置き去りにしたつもりで
実は
少しも進んではいなかった
見えるはずの無い景色を
雨にのせいにして
想像していただけで

風に色をつける
錯覚
問いを投げ掛けてみても
呆気なくそれは
コンクリートに跳ね返っては
いつか重なった温もりごと熱を失い
跡形も無く忘れ去られていった

通り過ぎる日々を
言葉にして
綺麗に並べて思い出と呼ぶつもりなど
そこから溢れ出すそれぞれの意味など
知りたくもなかったはず

なのに

2008/06/05 (Thu)

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