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soulの部屋


[66] ショーケース
詩人:soul [投票][編集]

思えば
何処までも続く気がしたありきたりな例えなら
終わりの見えん一本道

未来は明るかったはずなんだ
多分
ありきたりな例えなら
スポットライトに照らされた舞台

確かに
あの時は動いていた
確かに目標は目前だと
考えてた
ありきたりな例えなら
ゴールを目の前にした冒険者

でも
今一度立ち返り
冷静になれば
その夢は
冷えきった厚い硝子越しにある事に
気付いた

視界は前だけ
足下の見えない
自分を知る

2004/03/07 (Sun)

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