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soulの部屋


[68] 汽車
詩人:soul [投票][編集]

夕日沈み
暮れなずむ駅に僕は立っている
綺麗な赤と黒並んで
小学生の笑い声響く

あの時見た物は
思い出せないけど
描き出された情景は
まるで水彩画
何色か何てどうでも良い位に
鮮やかで
ほんの少し世界が止まった

夕日沈み
暮れなずむ駅を僕は見ている
四角い視界は暗くて
対象的な明るい街灯が
やたら目に付く

あの時見た物は
ほとんど忘れたけど
あの残り香は
ここに置いていくよ
時間を進めるよ

僕を乗せて汽車は走る
感情全部乗せて走る

2004/03/20 (Sat)

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