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高級スプーン似の部屋


[151] 知らずに名前をつけた石
詩人:高級スプーン似 [投票][編集]

棄てたんじゃないの

置いてあるの


板のない板の上

紙切れのない紙切れに

書かれた文字は象の形


たまたま目にして

インスピレーション

想いを巡らせ

ペンを走らせ

瞬く間に

自己流解釈


棄てたんじゃないの

置いてあるの


不特定多数の作者負傷

傷つきましたと

要求するのは

無断で勝手に

僕が磨いた路傍の石で


きらめかせたのは

お前じゃないのに

ときめかせたのは

誰かって?


還してくれよと

主張するのは

無断で勝手に

僕が磨いた僕の意思だ


笑われた

2009/04/03 (Fri)

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