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高級スプーン似の部屋


[152] なんて軽猥
詩人:高級スプーン似 [投票][編集]

春先に浮かぶ
やたら楽しい悲壮感

忘れた頃に期待して
開いてみれば
空っぽだった時の
崩れ方に似てる

笑っちゃいるけどね
計り知れない
まばゆい闇に襲われて
誰もいないと
思い込んでる
世界の道端で寝転んだ

なんて言わない


この言葉に意味はないよ
そう開き直れたら

深呼吸も忘れて
聞き返されても
繰り返す


この言葉に意味はないよ


その言葉に嘘はなく
完全に開き直れたら

油性と水性を間違えず
悔いも残さず
取り消す手間も省けます

2009/04/06 (Mon)

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