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高級スプーン似の部屋


[244] 沈む声帯
詩人:高級スプーン似 [投票][編集]

鳥肌も眠る午前四時
七月の公園は
部屋の中よりも眩しくて
目を開けていられない

小綺麗な空気と
汚れたおじさん
薄味の空に
雲がぽつぽつ歩いてる

鳴かない雀
ゲートボールはまだか
流れる車の群れと煙
洩れる光は向こう側

朝になるまで
消えない景色
そろそろ寝ようか
起きようか

それにしても

あれにしても
これにしても
してもしても
もしててしも
もしてしもし
もしもしもし
もしもししし
ももももももももも

お腹が空いた

2010/07/02 (Fri)

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