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高級スプーン似の部屋


[525] 半透明人間
詩人:高級スプーン似 [投票][編集]

どんなにアピールしたって
きみの瞳に映らないぼくは

見逃してほしい時に限って
消えてしまえない

即座につかまって
ひどいことをされた気になる

それは愛情表現で
それは自分勝手な愚行で
それはそれは大層な気のせい

どんなにアピールしたって
きみの隣に座れないぼくは

うらめしや

居場所があるのにさまよっている
素足の汚れた幽霊です

2015/01/08 (Thu)

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