詩人:高級スプーン似 | [投票][得票][編集] |
乾いた唇に触れて
冬の到来を知る
流した涙を平気で照らす
太陽が嫌いで
煌めくシリウスの下
夜を繋ぎ止めようと
何度も君とキスをした
言葉では伝わらない
ボクの気持ちを乗せて
君の唇を濡らす
求める感情に触れて
君の哀しみを知る
これからもずっと
一緒にいたいよ。
零れ落ちる君の涙を
泣いてるボクが拭った
暗闇にたゆたう月が映す
二つのシルエット
運命を拒んで
互いを引き寄せて
静かに影は一つになった
シリウスは
夜の闇を青に変える
星空に向かって
ミャアと唄う野良猫
歌声に誘われて
散歩に出掛けよう
靴音並べてボクらも唄お
オリオン座を目印に
幸せさがし
空には落ちてないよ。と
君は笑った
つられてボクも笑った
夜明けを拒んでも
世界は廻る
時間は止まらない。
もうじき太陽が昇る
青い夜に
淡い赤が色づく頃
スミレ色の空の下
朝の光と夜の涙で
ボクらに笑顔の花が咲く
これからもずっと
一緒にいよーね。
ちいさな幸せ
見つけた冬の朝
ミャア
AIKU071230
某モノマネ企画にて
詩人の部屋の
『あいる』君のモノマネに
チャレンジしてみました。
本物と比べると
偽物もいいとこですが
少しでも
楽しんで頂けたなら
幸いですm(__)m
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