あなたにとって幸せとはなんですか？



おいしいもの食べること


愛する人と過ごすこと


好きなことをすること


幸せって色々あるけど僕は今生きていること。

それが本当の幸せだと思う



辛い毎日を生きている人はそんな幸せさえも苦痛に感じるでしょう


毎日頑張って

踏ん張って

心が折れそうになっているあなたには今は苦痛以外の何物でもないと思う



いつ幸せだったと気づくのかは分からない



必ず気づく時がくる



それは明日のことかも知れないし十年後かもしれない



ただ、幸せという言葉は曖昧で言葉以上の価値を持つかもしれない



そんなに慌てなくても大丈夫だよ




ちゃんとあなたにはあなたの幸せがあるのだから

秋も終わりし寒中夜



手袋はめても寒き夜



空下に誘う星月夜



ふと見上げ

星、胸に染み込む

体も夜に溶けるよう





夜は闇と異なると




寒中夜僕を癒すこともある


寒さ感じることで

貴女忘れる数分間

逃避が僕を慰める



秋も終わりし寒中夜



まるで僕の心のよう

人の弱点



頭が悪いだとか

顔が悪いだとか

性格が悪いだとか



そんなのは弱点と言わない


空腹も痛みも具合の悪さも我慢できる



人は人の中で生きる



人から受ける全てが人の弱点に感じる

もうどうでもいい



そう思っていると毎日が物凄い速さで過ぎる


僕の一週間の体感速度は3日間くらい



どうでもいい感が本当にすごい



いつからこうなった？
いつから狂った？



検討もつかない

明日死んでもいいか？


それだけは避けたい



どうでもいい筈の僕なのにこの期に及んでも死ぬことだけは避けたいらしい



本当にどうでもいい？


『微妙』と答える他ない



中途半端な気持ちがもどかしく苛立つ



雨降る11月23日

あなたに届けと願えば願う程


あなたには大きな気持ちの内のたった一粒さえも届かない






知ってたよ


届かないって


ちょっと願っただけ


希望をかけただけ


言い訳くさい自分の存在が妙に苛つく

できるなら

あなたのとなりで笑っていたい


できるなら

あなたの笑顔を見ていたい


できるなら

あなたと共に生きていきたい


それができるならいいのにね


僕の願いは届かない


あなたには素敵な人がいるから


苦しく横たわる僕の心は折れる寸前で君を遠くから想う


できるなら

想いの丈が空に溶けていってはくれないだろうか

未来を想像しよう





僕は普通に就職





多分結婚しているだろう





僕の相手があなただったのならどれほど幸せか






どれほど楽しいか






僕の未来はイメージだけでもあなたとは一緒にいない







見える未来だと嫌になる



僕の未来にあなたはいないしあなたの未来には僕はいない

今日も大してすごいことをしたわけでもない

いつも通り


そう、なんのアクションもない平凡で退屈極まりない１日だった



僕は地球にとっても
周りの人にとっても
その辺のアリンコにとっても大したことをしていない



最近大したことをしていない僕に天罰がくだった


眠れない


そうこうしている内にもう外が明るくなってしまった


こんな大したことないヤツにも朝は来る


また朝と夜の繰り返し

頭がおかしくなりそうだ…

大声で笑いたい時も


大声で泣きたい時も


一旦周りを見てしまう自分がいて


そんな自分が許せない自分もいる

ちょっと前

ゲームセンターの中に君はいた

UFOキャッチャーは正直苦手。

僕は景品にされた君に一目惚れ

君を取るのに必死でいつしか僕の財布はすっからかん

最後の一枚でやっと君を捕まえた

僕は君を狭い部屋の中のさらに狭い透明の箱に入れた

君はそんな僕にも愛嬌をたっぷり振る舞ってくれた

僕はそんな君が日々の癒しになっていた



さっきふと目をやると君は水面に仰向けになっていた

君は死んだ

君は何で生まれたのかも分からないであろう生涯を狭い狭い入れ物で過ごした

僕を恨むかい？

僕が君だったら恨むよ
『なんで広いところで泳がしてくれないんだ』って


許してくれとは言わないよ

でも少しだけど共有した日々は僕の宝物だ

新しい魚を僕は買わない

君の代わりなどいないから