詩人:†楓風† | [投票][編集] |
どんなに嬉しいことがあろうと
どんなに辛いことがあろうと
どんなに悲しいことがあろうと
今日もこんなに冷たい雨が降る
ハッピーエンドなんてありえない
そう思うと前に進めない
先が見えていても前に進めない
悲しいことは全部雨に流してきたはずなのに
嬉しかったことも全部雨に流れちゃったのかな
今の僕には冷たい雨が少し痛い
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時間は戻らないし戻せない
人は80%後悔でできているから
あの時、あぁすれば良かったな…などと思ったりもする
昔に戻りたいと思っている人も多くいると思う
親孝行したかったと思っている僕も80%後悔なんだ
だから生まれた『後悔先に立たず』
先に立っていたら何とかなるかもしれないのにね
それは神いたずらか人の未完成度だね
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君を好きだったことも
君を好きだった僕がいたことも
いつかは忘れてしまうのかな
人の頭は不便だね
嫌なことは忘れないのに嬉しかったことは忘れてしまう
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いつもの電車を途中下車
いつもは窓越しに見ている窓の向こうを歩いてみた
いつもとは違って見える景色に
いつもにはないくらい感激した
いつもの夕日も美しく見えた
いつもの自分も少しは洗われたかな
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風邪はひいていませんか?
もうすぐ四月とはいえまだまだ夜は冷え込むので体に気をつけてください
僕は相も変わらず夜の寒さの中にいます
寒さに耐えていないとあなたの温かさを忘れてしまいそうだから
きっとあなたは僕の温度は覚えていないだろう
それでも僕は構わない
あなたの温度は思い出だから
あなたは覚えていなくてもいい
思い出だから…
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悲しくて涙が出ます。
未来を考えると
悲しくて涙が出ます。
現状を直視すると
悲しくて涙が出ます。
君を思うと
哀しくて涙が出ます。
涙を流す自分がいることに
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また始まった
僕の現実逃走
誰もいない夜に
自販機で熱いコーヒーを買って
まだ夜は冷えるから
手を暖めて
もちろん誰もいない公園のベンチに座り
街灯の明かりの下
一人。
コーヒーとタバコ。
僕はいつからどこかの中年みたいになったのだろうか?
しばらく何も考えなかったら将来が少し心配になってきた
きっと…
ありきたりな会社に就職。
結婚。
子供の誕生。
マイホーム購入。
毎月ローンに追われ。
徐々に頭が寂しくなる。
娘が自分と口すら聞いてくれない。
ますます寂しくなる頭。
ローン返済。
定年退職。
老後の生活。
ガンで他界。
見えるようだ…
男なら誰でも思う…何か大きいことをしたい。
それがただの『したい』で終わることも見えてしまっている
嗚呼、僕の将来よ
どうか僕の妄想で留まってくれ。
僕がまだ将来になる前に。
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埃臭い車内に君は乗り込む
荷物を足元に置く
夢を持ってきたが周りの人間の空気によってその夢は色褪せる
このバスに乗れば君は本当に夢が叶うと思ってるのかい?
何を言っても君は行ってしまう
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明日の僕は何をしていますか?
どんな顔をしていますか?
どんな未来が待っていますか?
未来はありますか?
未来でも僕はあなたを思っていますか?
未来でもあなたは僕を見ていませんか?
未来の自分は今日の自分を越えていますか?
今年のクリスマスも祝うことなく忙しいですか?
僕は心に穴が空いたままですか?