詩人:†楓風† | [投票][編集] |
昨日会いし君
君、誰かの腕の中
我、その光景見たくなし
うつむき、走る夕暮れ時
我、走り疲れ
立ち止まりし漆黒の闇
忘れよと煙草取りだしふかす頃
また君気になりし螺旋の夜
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雨音が強くなった
僕は傘を忘れて雨の中自宅へ急いだ
小さな店の前で雨宿りをしている
男の子がいた
よく見ると小さいころの僕にそっくりだ
彼は僕に『僕は大きくなったら何になってるのかな…?』と言った
僕は幼き僕を裏切りました
僕はなにも守れません
僕に夢なんてありません
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君に100回好きと言ったら
君は僕に1回でも好きと言ってくれますか?
君に100回愛してると言ったら
君は僕に1回でも愛してると言ってくれますか?
君と一緒になりたいと何回願えば
君は僕と一緒になりたいと思いますか?
僕の心の中は君で埋まってる
君の心の中に僕は隅っこにでもいますか?
僕‐君=0になる
君‐僕=いくつ君が残るだろう…
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今日
あまりに軽薄な言葉を吐いてしまった
言葉を吐いたことを後悔しているのではない
その言葉を聞いて悲しんだ人がいることを悔やんでいる
言葉は時に人を傷つけることを学んだ
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君が見たいと言ったから海へ行った
君が見たいと言ったから360゜の空が見えるとこに行った
君は見たいと言っていないのに君は遠くの空を見に行った
いつか僕も君のいる景色に行く
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外は晴れ
先程まで降っていた雨が嘘のよう
雨の時
硬い言葉
鋭利な言葉を君に投げつけ
君もう飛べなくなりし、折れた翼
涙も枯れ果て
広い世界に翼を引きずる
後、息絶え
倒れた君、僕見守ることしか出来ず
君、永久に夕日を見ない
僕思いし、君悲し
僕の涙まだ流るる
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夜は暗い
だが、どことなく落ち着く
久々に夜外に出た
歩いていると池のある公園についた
月の写った水面に石を投げた
徐々に広がる波紋
月が揺れる
一緒に僕の心も揺れた
なんでだろ?
二度と会えない君を思い出した
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昨日までの僕は自分にすら負ける弱い人間だった
『そんなんじゃダメだろ?』
自問自答してみた
いつもは答えがでないのに今日はでた
『今の弱い自分を変えろ』
小さな変化でも僕を前進させる
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独りぼっちになって
どれだけの時間が経つのだろう
本当はこんなことになるはずなんてなかった
今の僕に何度尋ねても答えはでない
それに気づいてる自分を知って虚しくなる
自問自答すらなりたたずもう答えを追うことすらやめた自分を嫌い更なる逃避を繰り返す
いつ僕の現実逃走記が終わるんだろう